第十二話

次の日僕はフォートラベル王国のマーガレット王女に招待されてお茶会に行った。彼女いわくフォートラベル王国の独自の方法でもてなすそうだ。僕は本音は行きたくなかったが外交だと思って向かった。





「マーガレット王女こんにちは」

「レオナルド王太弟殿下ご機嫌よう」

「こちらは我が国独自のお茶です。」

そう言ってマーガレット王女はお茶を飲んだ。僕もお茶を飲んだ。ただお茶の匂いは何か不思議な匂いだった。僕はすぐに毒だと気付いた。そして無詠唱で最上級毒無効魔法を使用した。今回の毒はおそらく魅惑の毒で僕を意のままに操るためだろう。その後変な香も炊いていた。僕は不快に感じたが状態異常無効結界を自分の周りに張った。そして黙っていた。

「レオナルド様ー私と結婚してください」

「私の方があんなルイーズなんていう一度婚約破棄された女より断然素敵です。」

「マーガレット王女ルイーズは僕の愛しい婚約者だ。馬鹿にしないでくれ。これ以上何かやってきたら国に抗議させてもらう。では失礼」

「レオナルド様お待ちを」

そうして僕の袖を引っ張ってきた。

「僕は名前を呼ぶ許可を与えていないから名前で呼ばないでください」

「私はあなたを愛しているのですそれに公爵令嬢ごときよりも王女の方が価値があります。私の体を自由にして良いですから」

「それがこれ以上私の婚約者を愚弄しないで下さい。それに僕はあなたに興味ありません。」

そうして僕は出ていった。僕はあの女は気に食わないと思ったが流石に言い過ぎたとも思った。そして兄上の元を訪ねた。

「兄上マーガレット王女との茶会について報告に参りました。」

「どうだった」

「王太子よりはまともかと思いましたが魅惑薬をお茶に入れてきたり変な香を炊いたりと最悪でした。後ルイーズを愚弄しました。今すぐ抗議してください。」

「レオ落ち着けわかった抗議はする。で大丈夫なのか。」

「急いで毒無効魔法を無詠唱でしたので毒は消えましたし相手は何も言えないでしょうでは失礼」

「レオ怒っているのはわかった抗議は今すぐしようそして部屋から出さないように指示をしておく。フォートラベル王国かもっと警戒度をあげよう。宰相頼んだぞ」

「はっ」

「後冒険者になって良いから機嫌を直してくれ」

「本当ですか登録してきます」

「待て建国祭が終わって学園の飛び級試験をクリアしろそしたらもう学園をいかなくとも自動で点数が貰えるそして卒業試験もクリアすればそれで順位を合わせられるからどちわもやれそしたら良いぞ。」

「兄上ありがとうございます」

僕はとても機嫌がいい学園に戻ったらリクトにもこの情報を教えて一緒にクリアをして冒険者になろう。




















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