第九話
僕は医師の診察を受けていた。
「殿下、傷はあと一ヶ月ほどで治るでしょう。流石に模擬戦などはだめですが素振りならしても大丈夫です。」
「本当かやったあ」
「殿下お喜びのところ申し訳ないですが陛下がお呼びです」
「わかった今行く」
「兄上失礼いたします」
「兄上何用でしょうか」
「レオ建国祭の話だがレオはパーティー中何も食べたり飲まないように。そして常に障壁を貼れ。」
「わかりました兄上。あと僕外に出たいです」
「それは絶対に駄目だ」
「お医者様は僕は素振りならしてもいいと仰っていましたが」
「レオしかしそなたは余の後継ぎだ。もうこのようなことをなしにしなければ」
「僕は学園にも行きたい」
「はあ仕方ない建国祭が終わったら復学を許可する。レオ、飛び級試験というのが年度末にある。そこで必ずとび級しろ」
「わかりました」
「失礼します」
僕は執務室へ戻った。そして母上のもとに前触れを出した。母上はすぐに来ていいという返答をもらったので僕は行った。
「母上僕相談があります」
「相談とは何?」
「僕はルイーズに会うのが楽しみに感じるんです。そしてルイーズが庭師の男に話しかけていたときなんかもやもやしました。」
「レオ、もう恋をしちゃったのね。レオはルイーズ嬢が好きなのよそしてルイーズ嬢から話しかけられた庭師に嫉妬しているの」
「これが恋というものなんですか。」
「そうね私もベルがナターシャ殿と寝ているととてもつらかったは幸いにベルは私のことを愛してくれたわだからナターシャ殿とは一人しか子がいなくて私との間には3人いるのレオ初恋を頑張りなさい」
「はい母上僕スッキリしました。僕はルイーズに愛されるように頑張ります。」
「レオレオも成長したわねこの様子をベルにも見せたかったわ」
「僕も父上に会いたいです」
「レオ父上は亡くなられているのよ」
「わかっています」
「殿下そろそろ」
「わかったミカ母上失礼します」
僕はとても晴れ晴れとした気持ちだった。そして今度あったときに愛しているということを伝えようと心に決めた。
「殿下よかったですね~愛している人と婚約を結べて」
「片思いだぞ」
「しかし結婚できますよ」
「それはいいことだが」
「殿下ドレスを買われなければ」
「そうだな」
「このあと店主がやってこられますので服などをお選びを」
「わかったミカ」
「そういえば今回の殿下の服装はオリハルコンから作った糸なため頑丈だそうです」
「それはいいしかしなぜルイーズはそうしない」
「ドレスにできるほどの量は簡単に作れませんから間に合わないでしょう」
「そういうことか」
「それに殿下は大怪我を追われましたから」
「その話はもうするな」
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