真冬の夜に一人で居た君を助けたら恋されました
バブちゃん
第1話 始まり
十二月十六日
「さみー」
息を吐くと白い息になり、風が強く吹き芯まで凍えそうな寒い日。俺は帰路についていた。
大学の友達の悠真と遊びに行っていて、帰りが遅くなって早足で帰っていると。
悠真は高校からの友達そして親友だ。俺は悠真と同じ大学だと知った時は嬉しかった。
俺は陽キャでも無いしコミュ力が高い訳でもない。だから大学に行っても友達が出来るか不安だったりした。しかし知ってる奴が同じ大学にいると安心感が生まれた。
そうして帰っているといつも通る公園に女の子がポツんといる事に気づいた。
琥珀色の瞳、褐色の髪をなびかせる女の子はこんな寒い日に薄着で外に出ていて、少し悲しそうな表情で遠くを見つめていた。
俺は失恋でもうしたのかと思い通り過ぎようとしたが、女の子がこんな寒い日そして暗い時に一人で居たら危ないと思い声をかけた。
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