第2話 番外編の続き。ChatGPTを手軽に使う。Taskerでね。

 パワオトメどこ行った?


 機が熟すのを待っております。自分の中の潮目みたいなものですね。

 その内、お熱が復活すると思います。


 今はたまたまこっちの方。ChatGPTが熱い。


 今回はスマホアプリ(Android)のTaskerがChatGPTを取り込む方法を提供してくれたので、そいつに乗っかってみた。


 📕まず「Tasker」って何よという人のために:


 Taskerとはスマホ使いの生活をあらゆる面で手助けする、自動化ツールである。


 有料のツールであるがライセンスは3ドルちょっととお安い。時空研は随分前にユーザー登録してある。


 何ができるかと言われると、すごく・・・できる。


 スマホで発生するイベントやインプットなどをトリガーにして、「Task」と呼ばれる一連の作業を実行してくれる。


 すごくつまらない例では:


 ・自宅の近くまで来たらWifiをオンにする。

 ・スケジュールした会議の時間になったらマナーモードに切り替える。

 ・最寄り駅に付いたら自宅のパートナーに「もうすぐ帰宅する」とメッセージを送る。


 こんなことができる。もっとできる。すごくできる。

 音楽を再生したり、写真を撮ったり、電話を掛けたりできる。


 Tasker自体は日本でもユーザーがたくさんいるので、ネットで検索すればインストールの仕方や使い方のコツはすぐにヒットするはずである。


 唯一の弱点として、開発・運営元が海外なので、ある程度英語での理解を覚悟する必要がある。一応日本語にも対応しているが、メニューやドキュメントは英語ばかりなので、期待しない方が良い。


 日本語データを取り扱うことは問題なくできるので、実用には影響しない。


 📕さて、ChatGPTだ:


 TaskerではProfileというものが設けられている。プログラミングや動画編集ソフトなどで言うProjectのようなものと思えばよい。


 ある状況を設定し、そこで実行できるタスクを集めたものがProfileと呼ばれる容れ物になっている。


 今回、ChatGPTを利用する設定がProfileとして公開されているので、これをTasker環境にインポートすれば自分のAndroid上で使用できるようになる。


 これも「Tasker ChatGPT」で検索すればネット上に情報が存在する。英語で。

 グーグルさんに翻訳してもらえば問題ないはずだ。


 注意点として:


 ・OpenAIにユーザー登録する必要がある。

 ・OpenAIに決済情報(クレジットカードなど)を登録する必要がある。

 ・OpenAIからAPI keyを取得し、これをTaskerに記録する必要がある。

 ・スマホ画面に「タスクのショートカット」ウィジェットを設定する必要がある。


 この辺が面倒くさいと言えば面倒くさいが、それほど難しくはない。


 📕「えっ? ChatGPTを利用するとお金を取られるの?」という人に:


 そう、有料である。しかし、非常に安い。

 1000トークン=0.002ドルだったと思うが、相当使っても請求対象である1ドルには到達しないそうだ。


 他の有料サービスで月額サブスクするよりは圧倒的に安い。


 登録時に使用上限を自由に設定できるので、「10ドルで警告、20ドルでストップ」などという風にセットすることもできる。


 時空研は登録してみた。


 その内ChatGPTにエッセイでも書かせることがあるかもしれない。

 面白いおもちゃである。


 🔗使用例:https://kakuyomu.jp/users/hyper_space_lab/news/16817330654293173221

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