10枚目『豊穣に湧く日 ―フロイネ―』

 “帝国の台所”と呼ばれるサフラナフ地方。その中心、フロイネ。穀倉こくそう地帯の中にある長閑のどかな町が、いている。


 今日は収穫祭、“豊穣神ほうじょうしん”ライサ・ハーヴェスに秋の収穫を感謝する祭りの日だ。

 広場には屋台が並び、調理された秋の恵みがこれでもかと振舞ふるまわれている。屋台の料理をのぞいてみると、どこの料理も美味しそうだ。

    

 人々の空腹が、豊穣で満たされてにぎわっている様子は、何処どこかで見守っている“豊穣神”を喜ばせているのだろう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る