すがら/ながら 10月

冬泉 10月1日

懐かしくは略したいので、また大幅に変えてみました。いじってばかりで申し訳ないのですが…


鳥の渡りのトラクトグラフィー(雑)

折紙をこすつてうつす冬椿(冬)

ハグは熱めに燗はぬるめに(冬/雑)


最初「折紙をこすれば空に冬の虹」でしたが、その前から空が続くので。いかがでしょうか。


り(PN)

良いですね。

わたしの方は構いませんが、すごくお時間をいただいているようで申し訳ない。

それと、ハグは熱めに燗はぬるめに(冬/雑)、が冬扇のイメージではなくて少し笑いました。

とても良い句です。


冬泉

流出子さんの句になっていれば幸いです。時間は気になさらず。


り(PN)10月2日

ちょうど、そんな感じでも考えてたので喜んでいただきます。

次も冬ですか。


冬泉 10月3日

ありがとうございます。燗がどうなのか微妙ですが、冬だと考えて、冬でも雑でもお任せします。恋離れで。


り(PN)10月5日

鳥の渡りのトラクトグラフィー

折紙をこすつてうつす冬椿

ハグは熱めに燗はぬるめに

名残りの表/九/冬

①竿竹の声冬空を突き抜けて

②虎落笛冬の狭しと鳴り響き

③甘蔗刈り日差しも甘く頬緩び

④猫どもに囲まれる中藪巻きて

⑤風呂吹は大根なるや蕪なるや


り(PN)

①洗濯は熱め温めの洗いわけ(高いと汚れは落ちるが痛む) → 乾す → 竿竹

②これも竹から……。

③日本酒は甘い → 砂糖

④熱め → 着膨れ → 藪巻

⑤燗 → 酒の肴

 今晩の風呂吹蕪や大根や


打越 色落ちぬ朽葉に足を滑らせて


冬泉

・ふろふきや猫嗅ぎ寄りて離れけり(変哲=小沢昭一)


かなり迷って⑤の風呂吹きを採りたい…が恋離れにはなってないので、伊勢物語からこんなのは如何。


ハグは熱めに燗はぬるめに

風呂吹きを鬼一口に食ひければ


り(PN)10月29日

済みません。

間隔が開きました。


風呂吹きを鬼一口に食ひければ


を戴いて、先に進みます。

「鬼」はいいですね。

「餓鬼」だとくっつくし……。


次は冬を続けますか、雑にしますか。


り(PN)

勝手に「雑」で作ってしまいました。

全部没でも構いません。


ハグは熱めに燗はぬるめに

風呂吹きを鬼一口に食ひければ

①撓に実る杜の目ン玉

②猫丸くなり朝日を眺む

③滑り台より転ぶや熊猫

④饅頭怖し、濃き茶も怖し

⑤芋の子洗ふ催し会場


り(PN)

①鬼からの連想で……。あと、杜も欲しいな、と。

②猫が風呂吹きに見向きもしないのは熱いからで……、と風呂吹き繋がり。

 また鬼は「夜」なので「朝日」を……。

③慣れないモノを食べ、お腹を毀した鬼 → 滑り台。


り(PN)

④食べ物、怖いもの繋がりで……。

 あと、「、」をうってみたかったので……。

⑤一口 → 地名の一口(いもあらい/穢瘡(えも)祓い)を連想して……。

 イベント(催し)のままでいいかも……。

 秋(里芋)になるのかな。

 次が月ですし……。


冬泉 10月30日

次の月の座が秋確定なので、ここは雑で。鬼一口は一口を誇張して言っただけのつもりでした。杜はヤマナシまたは杜梨のことでしょうか。小ぶりの実を目玉に見立てるのは以前の百目住宅も思い出します。ただやはり秋になってしまうし、建築も出ているので、目で何か別の雑句を。

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