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三郎からすると困った少女を保護するという善意から始まって、気づくと小さな綻びが段々大きくなり、笑い事じゃなくなった。
雪姫に打算はあり、でも三郎たちもなんだかんだで楽しんでいた、そのツケが回ってきたわけですが、今の余裕がない状況では「お前さえ現れなければ」って考えるかなと思った次第です。

このお話は復讐の物語ですが、それは雪姫とその母の間だけでなく、三郎たちにも当てはまる、そんな救いのないものとなっていました。

元々、ハッピーエンドにするつもりはなかったんですけどね。