第2話 女神との契約
クロディスア「君にはlevel制限があるんだ」
梨「level制限?ってなに?何かRPGかなんかですか?
「君の星の地球での認識だとそれで間違いないよ。」
そう言うと女神は異空間から宙に浮く何かを指を指した。
「これは君の現在のステータスになる」
市原 梨
Level1
HP5/5
MP7/7
力4
耐久3
敏捷5
魅力6
スキル なし
「これがステータスか。level1なんだ。どれもなんかパッとしないな
スキルもないしなんも才能ないんだな俺は」
「いやスキルは現世では使えないからなくても大丈夫だよ。
それに君に素晴らしいスキルがあるからこれあげよう」
食物対話
食物複製
食物錬成
「これは君の魅力が15越えたら一つ使えるようになる」
「魅力って。顔とか自信ないんだけど、一般より劣る俺が魅力があるわけない。」
「いや魅力ってのは顔じゃなくてその人の内面性のこと言うんだ。」
「それに一つ使えるようになったらまた魅力を一定まであげたらその他2つも使えるようになるから実質3つ使えるようになるから安心してね」
「あと魅力の上がり方だけは少し特殊なんだ。人を虜にしなきゃダメなんだいわゆる人望を沢山増やさないといけないんだよね。まぁlevelが上がれば多少は魅力も上がるけど、その時の人望に左右されてしまうんだ。」
「人望ねぇ、、俺にはコンしか懐いてくれるやついないんだけど」
「もちろん動物でも良いんだけど、魅力すなわち人望が人の半分程度しかないんだ動物では。半獣や半魔なら一人加算されるけど。」
「そんな。。俺コミュ障なんだけど人望とかどうすれば。」
「大丈夫カルディナでは動物すなわち魔物呼ばれる生物はスキルで対話する可能なんだよ」
魔物って本当に存在するのか。これは驚いた
でもスキルで対話できるって言われても俺にはそんなスキルはない
どうすれば。。。と心で思考すると女神が笑みを浮かべてた
「梨君には魔物と呼ばれる存在と手を取り持って欲しいんだよね。
だから魔物言語すなわち異世界言語を自動翻訳されるスキルをあげよう」
「ありがとうってか魔物と手を取り合うってどういう事?」
「ああやっぱりそこ気になるよね、説明するとね」
現代の人間と魔物は戦争状態、魔物討ち滅ぼそうとする人間側と人間を滅ぼそうとしてる魔物側で今カルディナは大変なんだ。
きっかけは些細な事で魔物が人間の領域で餌を求めて徘徊して人間を襲い始めたのが原因なんだ。
魔物の領域では魔物は野菜など食べて過ごしてたんだけど、ここ数十年で猛烈な寒波に魔物領域が襲い始めたんだ。
初めは大丈夫だった魔物の領域はとうとう年の八割は寒波に襲われ始めて
とうとう魔物が人間領域に侵入を始めたんだ。そしたら人間は討伐隊など出しては魔物排除しようと躍起になりはじめ、そしたらとうとう魔物は人間の味を知り、沢山の犠牲を出したんだ。今では人間の領域の4割は魔物ははこびっている状態なのだ。
「と言うわけで魔物がこれ以上人間の領域に入らないように梨君には魔物と人間で仲裁役をやって欲しいんだよね
魔物や魔族には人間の言葉が伝わらないんだけど、野菜や果物をあげれば去る魔物大多数なんだと人間側に伝えて欲しいんだ」
「それを知らないのが人間って話か。それ俺だけでどうにかしろと?無理だろう。それは流石に」
「いやそれが梨君にはできるんだ。梨君には野菜で魔物を懐柔して信頼を得るとlevelが上がるようになっていると数年前にこちらは分かって居たんだ。」
「つまりは魔物に餌付けしろと?戦うの前提だよねそれ?俺には戦闘経験などないし、戦うつもりなんてないよ?」
「梨君には魔法適正があるんだ。水魔法と土魔法がね。野菜の栽培にもうってつけなんだよ!!良かったね!梨君!!」
「魔法が使えるのかそれはlevelあげと関係あるのか?できれば戦闘は避けたいんだが」
「それが魔術書などから学ぶと使えるようになるんだ!!
level上げすれば派生魔術と言ってオリジナル魔術が覚えられる可能性もあるんだよ
「なるほどね魔物に餌付けさせる対話もできてもし信頼が得られれば人望すなわち魅力がアップする仕組みなんだね?それで世界平和ってか?」
「そうなんだけど魔物や魔族はタチが悪くて話し合いしてくれないからまずは人間の領域で信頼を得た方が身のためだよ梨君。」
「それはそうだな、人間の信頼を得る方が簡単だからlevel上げも上手くいくな」
「あ、でも人間はなかなか信頼得るのは魔物や魔族より難しいと思うよ。」
「そうなのか??」
「どんなに美味しいものでも人相とか人柄とかコミュニケーション能力や地位や名誉とか、ねえ?わかるでしょ?
「確かに人はなにかと複雑だからな。。先が思いやられるわ」
「梨君ならきっとうまくいくと思うよこのクロディスアが自信を持って宣言しよう。
「ははっありがとう」
と言ってる間に時間が来たようだ
「転生したら記憶は受け継ぐことはできるか?」
「五歳になったら記憶が受け継がれるわ」
「じゃ転生の儀を始めるわ」
ここで梨の意識が暗転する
次に続く
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