第3話
4人は旅館を抜け出し、旅館の裏側にある駐車場に行くと、ワクワクしながら車に乗り込み、そのトンネルへと向かいました。
「ねーあのトンネルてさ、深夜2時前に行くと女が立ってるらしいんだよ。それも、血まみれの顔で目が白目なんだってさ」
ネットの体験談をありのまま読み上げる友達の女の子の顔はまるで、その場所で起きた不幸な出来事とか、そんなの関係なく、ただ面白い、興味心、怖いものみたさで語るまんまの人間の持つありふれた "未知への興味" に溢れた楽しそうな笑顔でした。
KOWABANA 華岡光 @takeshi-ny
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。KOWABANAの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます