第16話英雄になった話 その1

場所アルボレナ


登場人物

ゴトー17

ゴトーptの4人

バーキュラ エルデバランのバラン


【本文】

最後のバラン命令ってなに?といろいろな人に聞くと

『言われたことを絶対に聞かないといけない命令』だそうだ


この通信を聞いて集まっていた住民がミグロさんに連絡したようだ

エフカさん『バランをぶちぎれさせた男 ゴトーさんを見にやってきました』

ピロリさん『バラン命令発動ってどんな極悪人ですか?』

ドルマさん『有名人のゴトーさーーーん エルデバランでも元気でねー』

ミグロさん『バラン命令はさすがにその通りにしないとダメだぞ』

『これからは本当に何もしなくていいから、馬に甘えていていいよ』

『兵士がなぜ派遣されない?とは思ってはいた』

『ゴトーの索敵の稼働が突出しているからゴトーは休めということだろう』


卯月の21から馬に甘えて過ごしていた

【魔石制作は全部エフカさんがやったことにしたけどな】

【国を壊す剣は結局60本作ったけどな】

【5と3連射自動弓は作ったけどな】

馬の柵を普段暮らす草の豊富な場所を確保し柵を作る

水飲み場は飲みやすいように上流部水桶に貯めるように工事をした

繁殖場は馬たちで盛り上がりそうな少し小高い場所に柵を作った

母馬と仔馬で過ごせる食料のウマウマ草が豊富にあり静か場所に作った

馬を散歩させたらついでに農地を作りもした


その後はゴトーの文句の効果か?

卯月25 貸し出しのお金は返却不要になった

卯月28、警備の兵士も派遣されてきた、国外拠点1の兵士だ

卯月の30に馬も追加で40頭追加でやってきた

これで元気100倍もっと馬の生息地を広げよう


住居は皐月の1からレンガも運ばれてきて、仮設住居ではなく住民の滞在住居を作り始めた

西南に材木生産の家族が越してきた、越してきた家族の住居12名で仮設住宅の住居は完了した

南の柵の延長工事でも入居が拡大したので、南の柵の住人がここと同じ住居費無料で120名6家族が順次入居した


皐月の16日にいかにも王宮からの依頼でやってきました的な迎えが来た

自分の馬車で愛馬ウインザー勝手に行くのかと思った

ゴトーの怒りに触れたお迎えに来た人たちは【アルボレナの洗礼】を受けてもらった

【アルボレナの洗礼】は後々書く予定だよ


読者の方には申し訳ないがここから時間が飛ぶ

ゴトーの『誰でも使える』を『登録者のみ』に変更するのに、1年と新魔法の研究に使った

どの様にすると変更できるかは書けない


王宮お抱えの武器、防具はいづれも出回っているものとは比較にならない強度を持つ伝説の武具級のものだ

それをゴトーが『加護』を受けれるようにした

くどいようだがこれも書きたいがが書けない

書けるところは追々書いていく



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【本文】

場所アルボレナ


登場人物

ゴトー19

ゴトーptの4人

バーキュラ Zランクのバラン

ゴトーが名前を忘れている王 誰だっけ?思い出せない

母スペイド

ゲルサンダー 元諜報長官


【本文】

ゴトー 19歳の神無月の20からエルデバランを南下する

まとめ ゴトーは奇跡的な頭脳を持つ魔術師で魔法開発をできたそうだ

は?どこが?何言ってる? おれもそう思っている


改善効果が素晴らしいということなので書いていこう


アルボレナに向けて王都エルデバランの魔装備研究を離れる

ゴトーはエルデバラン滞在で剣士以外の能力は上限になった

ゴトーが魔術師の威力を上げる訓練を魔石制作を中心に変更したのでこれから育成が早くなる

いろいろ魔法の知識を得ることは重要だが、魔石の平行同時作成をしたほうが最もアクティブスキルの伸びが良かった

よくつかわれるオーガ魔石36を8つ並行してつくると、ものの6か月で上限まで到達した

これまで育成最短15年が半年になった


魔石制作の影響を受け変更したものは魔術師の育成方法だ

先に威力を上げるため精霊魔法の魔力を受け渡しを覚えたら、72魔石に手で触り魔力分配をするようにした


魔石生産はゴトーのチートを使って威力666%、魔力消費1/6.66の魔石を今年から生産していく

『144ゴトー魔石』というどうにもならない魔石の名前がついた以外良い魔石だ


これまでの職業に2種持ちの専用職業を追加した

攻撃魔法と回復魔術師を習得すれば魔導士

索敵と賢者を習得すれば索敵賢者

索敵と攻撃魔術師は索敵魔術士を追加した

複合職にしたほうが有能なものの目標になると思えた


新規追加で精霊魔術師を追加した

精霊魔法関連のアクティブスキルがが200%を越えるスキルをもっている人

これから144魔石から作られた72魔石を配るが、配られただけで全員精霊魔法使いだ


賢者の役割変更をした

成績で分けられていたが、タレントかパッシブスキルで精霊魔法がすべて使える人が賢者になった


索敵賢者はゴトーの開発した魔法ゴーレムに必要な能力で索敵と賢者の能力が必要だ

『ゴトーとは違い』習熟訓練をしてより高みを目指す人間のほうが大多数なのだ


魔法では索敵賢者用の広範囲防御精霊魔法ゴーレムを作り出した

頭の痛くなる魔法理論のおかげだ

魔法理論の計算式だけで550ページになった

魔法回路理論は計算式だけで1084ページになった


精霊魔法の土はなかったが魔法ゴーレムをゴトーオリジナルの土として精霊にした

精霊にする方法は秘密だ


ゴトーの”ある理論”の研究部門も作った

これは本当になにも書けない (作者注 論理回路の基礎研究部門です)


ゴトーが名前を忘れた王直々に”魔導士の他新たな精霊を作るとはこのエルデバランにとって比肩無き功績””バランを名乗れ”だそうだ

英雄に祭り上げられて正直不機嫌だ


19歳のこれまでのことをまとめると7文字

『チートのおかげ』これですべて説明できる


ゴトー

「ゴトー帰りました 通信魔石のお届けに参りました」

ピロリ

「バ、、バ、、バラン様でいいかでございりりりますか?」

ゴトー

「伝説の勇者の勇者抜き 村人Aのゴトーですよ」

「ピロリさん 緊張しないでよ はいこれ ゴトーになれる魔石」

タレント、スキルはMASKという方法で変えれるものは変えた、フルサイズ72魔石で魔法威力は上限、消費魔力は1/6.66になる

ピロリさんもこれで精霊魔術師だがMASKのおかげで賢者に成れる


エフカさんが来る

「気軽にゴトーと呼べなくなったが、いつものゴトーで安心した」

ゴトー

「”商人ゴトー”ですよ」「Hランクおめでとうございます」

これは制度が変わりランク表示が変わった


「エフカさんにもこれ ゴトーになれる魔石」ピロリさんと同じ効果

「あとこれ 144ゴトー魔石」、「威力666%固定、魔法消費1/6.66固定です」

「ゴトーはランクVですよ バランですから」

エフカ

「初めて聞いたわVとか ありがとな魔石大事にするわ」

仕事大量に舞い込みますよ、そんなこと黙ってるけど


ゴトー

「上には上がいます Zランクのバーキュラさまですよ」

「もう一人の問題児もゼータバランですが、、、バーキュラ様こそ本当のバランですよ」

「1000人を軽く一ひねり 伝説は本当でした」

ミグロさんがやってくる

「これはバランのゴトー様お久しぶりです」


ゴトー

「お久しぶりです ミグロさん」

「余りかしこまらないでください ミグロパーティーでは一番下っ端です」

ミグロ

「そんなわけにいきませんよ ところで、、その黒い剣は?」

ゴトー

「ラグナログ 終焉の剣です 私専用のクジラの髭でできた剣です」

「ミグロさんにもお土産です ゴトーになれる魔石、ただし4つです」

「タレント、スキルに関係なく中の魔石と連動につかう精霊剣用2つ」

「真ん中にもう一つの魔石をいれてください、この魔石は中身はヌエの威力上限の魔石です、こちらはフェンリルの威力上限の魔石です」


ミグロ

「これは一生精進しないとなりません バランのゴトー様 ありがとうございます」

お世話になった人への恩返しは早いほうがいい

ドルマさんは補給に出ている、エフカさん、ピロリさんと同じくゴトーになれる魔石を用意した


ゴトー

「さてお母さんに会ってきます 働き過ぎではないですよね」

ミグロ「ああ きっちり6時間までだ」


西南の様子を見に来て通信結晶を届けに来た

目的はその通りだがそれだけではバランは動かない、、自縄自縛にしか思えないけど


実際の目的はレモニウムの侵攻の警戒だ

アルボレナ東の南の兵が減って 南の冒険者組合から見える範囲でも減った

西南からは領土奪還の気配では?という報告をしたようだ

今は書けるが杞憂に終わった

当時は侵攻してきたら先行部隊を潰すつもりで来ていた


母のスペイドに帰還のご挨拶だ

ゴトー

「母さん ただいま戻りました、これはエルデバランのお土産です」

女性用の服を50着ほど渡す

山羊のミルクを飲んでいた母スペイド

「ゴトー 偉くなっても常に初心を忘れてはいけません」

「偉くなっても常に相手を立てるように発言は考えなさい いいですね」

ゴトーは山羊のミルクの空きビンを見ながら

「心得ております、母の働き過ぎは随分治ったようで安心しましたよ」

「エルデバランでは以前の母と同じように一日14時間労働に変更しました」

「5年間休みなしに働ける喜びを感じていますよ」

『ね ゲルサンダーさん 毎日8時間の話し相手ありがとうございます』


今回の出張は様々な目的がある

西南の南に冒険者組合の出張所が何か所かできている

オーガ魔石が必要なので5連射自動弓を設置していく冒険者の避難場所だ

収集作物の育苗場所も兼ねているので、小さな建物ではないし強固な柵も5連弩もある

出張所に滞在していると大型の魔物の目撃報告が多くなったと報告があった

10m、15mクラスのサイクロプスは矢は刺さっているが、耐久性が高くそのままだ


5mクラスの魔物は西の南の冒険者の巡回で見つけ次第、5連射自動弓を発射して弓を命中させておけばほとんどいなくなった

北冒険者組合管轄でもエルデバラン南の冒険者組合管轄でも、5連射自動弓だけで5mクラスは討伐できると報告が上がっていた

西南はオーガ魔石の主要生産地でサイクロプスがうろうろしているとオーガが出てこない


翌日から南の移動禁止区域の探索に出る

今回持ってきた馬車はゴトーが名前を忘れている王から専用に支給されたものだ

自分で運転したいのと馬車で寝れるように3階建てに変更してある馬は2頭立てだ


ミグロさんたちと一緒に行く、ゴトーになれる魔石の説明をしながら向かった

タレントはどうにもできないが、パッシブスキルなら固定の魔法力を追加する仕組みの『MASK』を開発した

魔装備画面MSYの中に敵味方識別ISFと魔法ゴーレム専用制限のGVERRを作ったことは書いたが、同様にMASKという魔装備専用のパッシブスキルの欠点を『隠す』魔法だ

これは魔装備画面なのでゴトーしか魔石に書き込めない

MASKは個別に作る必要もあるので大量生産できない

個別で作るには魔石解析の依頼が多いエルデバランにいる必要があった

これが『ゴトーになれる魔石』の正体だ


まず運転してきたこの3階建て馬車はいい

1階が荷物置き場でスライドレールをつけ荷物の積み下ろしを楽にした

寸胴は2本限定で100kgまで対応した

5連射自動弓は4台、3連射自動弓は8台、弓矢は400本積む

武装は予備の槍先と農地区分け用の旗とヒノキの棒を積んでいる

2階は座って過ごす部屋と着替える服、暖房機と3連射自動弓の発射場所がある

3階は狭いが就寝空間にした

屋根にはとがった金属の煙突がある、馬は2頭立てで最大4人で移動できる


正直よくわからないが芋を蒸留して作ったアルコールという液体で、暖房、調理、動力を動かすようにした

アルコールタンクというものの中に入っていて、調理と暖房はわかるが、坂道の馬の助けになるそうだ

確かに重くなっても坂道でも馬2頭で動くようになっていた


夜間索敵をやめるため頑丈な金属で補強し3連射自動弓で居室と就寝部屋にから攻撃できるようにした

屋根に金属のとげがあるのはグリフォン対策でつかめないようにした

馬車の軸受けに金属と新たに滑りをよくする潤滑剤としてレンゲ草を塗ることにした

最大の違いは馬車の横幅2345mmは変わらないが、長さは5678mmから7890mmに長くした


そして従来は運転が1人だったが2名でも運用できるようにした

運転台から3階の寝室に直接登れるようになっている

これでも2階建て馬車より重量は軽いが先ほどの動力というもので重くなっている

馬用の雨よけと日除けが巻き取り式で両側にある


1日目の終わりに中を見せて「装飾以外全部これに変更しますよ」

今までのように走って寝るしかできない馬車から、部屋で寝泊まりして過ごせるように変更した

運べる荷物は減ったが、最大4人移動ができる

荷物が多ければこれまである運搬用台車を1つ足せば従来の馬車と同じ荷物は乗る

幸い西南と西は馬車が製造できる、これで一儲けできるだろう

薪を使わないので料理は容易にできるし、移動調理で薪が動くこともない

17歳のエルデバラン行きによく燻製を作っていたが、馬車内で移動中に料理を作るためだった


5日目でミグロパーティーと別れ6日目以降の探索に行く

今でも探索不可なのでゴトーが探索する

理由は10-15mのサイクロプスがいて討伐は難しい


いつまでもこのままにはしておけないのでゴトーが討伐に来た

魔物も少ないし順調に6日目まで到着した

バランらしくボッチでオーガは4体ほど倒している

フェンリルで一刀のものに斬って魔石回収をしておいた


問題の6日目、15mのサイクロプスがいた エクスカリバーの出番だ

属性魔法では苦労するサイクロプス、属性魔法は半分以下まで威力が下がる

その中でエクスカリバーだけはダメージが等倍だ

ゴトー

「エクスカリバー」そして力まかせに振りぬく

一瞬で倒れるサイクロプスだが、この難敵は再生能力を持っている

15m離れていても見てわかる切った後からその傷がふさがる

斬った出血はものの3秒で止まり、20-30秒後には立ち上がろうとしている

17歳のゴトーのボッチ討伐なら400%の力でも3時間かかっていた

あの頃の嫌な記憶が思い出されるよ


ゴトー制作、ラグナロクの能力を使う、別名”終焉の剣”事象をすべて終わらせる

その力にエクスカリバーを重ねて使う


ゴトー「エクスカリバー」、呼び出したエクスカリバーをラグナロクに吸収させる

「霊剣吸収、、、、」ラグナロクに吸収させるまで、10秒

黒い刀身が白色に輝き、ゴトーが力を入れ振りぬく


見た目には効果もないが刀身が黒に戻るころ右袈裟の一刀を浴びて倒れた

暴れることもできず、再生能力が無くなるまで精霊魔法を”繰り返し”行使する

魔力消費も多く連発できないが狙って行使すれば、確実にその相手を必ず終焉に導く

終焉の剣 ラグナロク いい出来だ

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