「たまたまそういう環境にない」のではなく、現政権の失政のツケを一身に受けているのですよね。その結果「お腹を温める」ことも、暖房の利いた部屋で「身体を温める」こともままならない人々が増えています。
隣国を仮想敵扱いすればするほど、衣食住にすら事欠く人々が増えていきます。
どの国、どの地域に住んでいる人も、ひとしくメシを食い、働き、遊んでいる――この部分さえまちがえなければ、武器を売って巨利を得るような連中の思う壺にはまることはない、と感じます。
ありがとうございました。
作者からの返信
野栗さん
心に沁みるメッセージをありがとうございます。
風が吹けば桶屋が……のたとえのように、戦争で大儲けしている人たちがかなりいそうですが、恥を知って欲しいですし、必ず罰が当たって欲しいです。(-_-)zzz
憲法で保障されている生存権以前の衣食住が脅かされている現状を見ると、人間って進化しないなあ、むしろ退化しているなあと思い、そんな人間のひとりであることが虚しくなります。
ほのぼのとしながら国々の朝食を周る世界の旅かと思ったら、旅どころかそこからひたすらに命を運ぶように転げるように、ただ歩いて国境まで、抱き合う家族、さよなら父と兄、兵士に怯える母と娘。女たち。朝食を作ってくれてきたのはだれなのか。みんなだ。
戦争は、幸せなあたたかい朝食のために、遠ざかり、終わってくれるか。消えてくれない。
ただそこに、食事がある。
核におびえながらの。
作者からの返信
明鏡止水さん
拙作にお越しくださり、ご丁寧なコメントまでありがとうございます。
人間(一部の)は愚かで浅ましく強欲で、でも、大方は愛しいもので。
その愛しい人たちを迫害する独裁者には天罰を切望します。