第15話3匹の子猫+1

うちには今月で8カ月になる4つ子の猫がいる。


母親は今年うちのベランダで亡くなっていた。


お腹が大きかったから、無事に生まれていれば、今頃は1カ月になる子猫達が、拙い足で庭を駆け巡っていたかもしれない。


では、何故うちに4つ子が来たのか。


それはいたって単純な答え、「好き+保護目的」だからである。


より目のパンダ猫と、顔と尻尾だけシャム猫は、当時(2020年10月の時点で)1カ月。


パンダ猫は愛猫が亡くなった翌日に、父親に捕まり、家猫と化した。


シャム猫擬きは風邪を引いていたようなので、私が薬を与える為に、家に連れて来た。


それから12月末頃、白地に茶ブチ(←恐らくこの子が長男だろう)が酷い風邪をひき、矢張り風邪薬を与えるのに、家に連れて来た。


だが、効かなかったので、結局年明けに注射をして元気に外へ……行かず、今も居座っている。


そして、兄妹唯一メスで、尻尾と顔だけ三毛模様の子猫は、母が玄関を開けた拍子に家に入り、茶ブチ同様居座り続けていた。


こんな経緯で来た猫達は、今日もぐっすり眠っている。


いつまでも仲良くいてほしい(*⌒▽⌒*)


令和4(2022)年6月1日作成

Mのお題

令和3(2021)年3月14日

「3匹の子猫」

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