五叉路の前で
テンポよく 鼻唄とともにやってきた
迷いなく 良い匂いのする方へ
幸せって私のこと
たくさんの楽しいと
たくさんの悔しいと
できたこと できなかったこと
ふりかえった一本道は
色とりどりの傷痕と
絆創膏代わりの写真たち
また前を向き
足を止めた私には
四本の道が並んでる
ケーキの香り
子どもの笑い声
乗り物の音?
それと カワイイ制服
どの道だって行きたくて
でも入り口は一つだけ
すでに選んだ先人たちの
一つだけという張り紙と
終わりのないにらめっこ
ロープが良いかな?
それともハンマー?
忍者よろしく鉤爪もござる
一つだなんてもったいない
始めてから決めてしまおう
横道登って 壁は壊して
私の道はあみだくじ
進む時間 鳴る鼓動
一つの始まり 一つの終わり
言われなくてもわかってる
やってみたいは止められない
五叉路の前で
未知の道々 夢に見て
まずはお腹が空くかしら
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