かわいい栗鼠はその鋭い歯で警告する
が
しゃぼん玉 が とんだ
屋根まで が とんだ
屋根まで が とんで
こわれてきえた
風が 風が ふくな
しゃぼん玉…
それはたったひと文字の槌
それはたったひと文字の薬
線を引くのは きみのゆび
画面を滑らすのは ぼくのゆび
小さな手紙は きみのペン
感情の飛び散りは ぼくのふで
ひと文字は簡単に生まれるけれど
ゆびはすぐにうごくけれど
止めることは
気づくことは
いつもその後
知っているはずだ
ぼくときみのひと文字は
すぐに積もって一文に
全てを壊すと
全てを治すと
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます