お祭り
さぁ! 祭りだ祭りだ!
えっ? 季節外れ?
いやいや そんなことはないよ
だって僕らは
年がら年中お祭りの中にいるんだから
たとえば…
わたあめのように甘かったり
りんご飴のように最後はすっぱかったり
いろんな味がある
金魚すくいや射的みたく
得意不得意があったり
お御輿や喧嘩ゴマみたく
気合い入れてぶつかったり
たまにお面で自分を変えてみたり
みんなで踊ってみたり
短い時間の中に様々なものがあるだろう?
さながら…僕らの道のりは祭り
それでね シメは花火が花開く
君だけの花火
僕らの一生は
この星にとって
一夜の祭りの如く短いもの
儚く
脆く
それでも…強く
僕らは生きる
だから一瞬の花火が好きなのさ
一瞬だけど多彩に魅せる
夜空の華が
さぁ‥今日もお祭りだ!
君だけの花火を
いつかきっと
咲かせてみようか
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます