詩 箱は飛ぶぞ、すぐ飛ぶぞ
仲仁へび(旧:離久)
第1話
気を付けろ
箱は飛ぶぞ
目を離したらすっ飛ぶぞ
トラックから逃げ出すぞ
やつら一目散に逃げやがる
「なんで飛ぶのかって?」
「お前は新人だから知らないんだな」
なぜならそういう生き物だから
箱はそういう生き物だから
届けられたら終わりだと
やつら本能で悟ってやがる
だから毎日気を付けるんだ
荷物をとどける毎回で
箱は飛ぶぞ
素早く飛ぶぞ
翼を広げて
バタバタ飛ぶぞ
箱は飛ぶぞ
知らないのか?
運送業では常識だ
「ストーリー」
あっ、そうだ。
新しく入った新人に教えてやらないとな。
荷物はしっかり持てよって。
あいつら逃げるから。
詩 箱は飛ぶぞ、すぐ飛ぶぞ 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます