ハッタン ー私と短歌と発達障害ー

なつちか

はじめに、短歌との出会い

 才能がないと決めつけやらぬより

 一歩踏み出し楽しんでみよ


「これ以上、ムリだ」が真のスタートだ

 壁を越えれば景色がそこに

 


 元々はとある歴史系のマンガがきっかけで和歌に興味を持ったのが始まりかもしれない。妊娠中、今やこれからの育児中でもできるような趣味を探していた時、短歌なら費用もかからないじゃないか、しかも小説などより手軽にできそうではないかと飛びついたのだった。


 美大(と言っても短大だが)を出たものの美術関連の仕事に就くこともなく、絵が特技とも言えない発達障害持ちの30代。そんな私が、短歌を詠んだり短歌や私自身にまつわるエッセイを綴っていこうと思う。


 上記の短歌(以下「歌」とする)は自身を鼓舞するために詠んだ「歌のための歌」だ。

 歌のストックがあるわけでもないので早速ネタ切れやスランプにならぬことを祈るばかりであるが、歌にならない程の五音や七音のリズムが浮かんで来るのは日常なので、なんとか絞り出していきたい所存ではある。

 お付き合いいただけると幸いである。

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