第57話 「舞い上がる」の最終回がよかった
舞ちゃんの乗る飛行機が、五島列島を飛ぶシーンで、朝ドラ「舞い上がる」が終わりました。いやあ良かった。
特に、最終回に、これまでの登場人物が全員登場してきたことも、すごく良かったです。こんな最終回は、初めてです。
ところで、「舞い上がれ」の第1回は、舞ちゃんが、ジェット機のパイロットとして空を飛ぶような未来を予見する始まりでした。だから、そんなエンディングだと思ってずーーと見ていたのですが……。
2週間前のことです。ジェット機のパイロットにはなりそうにない展開に「おかしいなあ。どうやって舞ちゃんが空を飛ぶんだ。もしかして飛ばないとか?」などと、考えていました。
そこで気付いたのは、オープニングのアニメでした。紙飛行機になったり、バラモン凧になったり、ジェット機になったりするアニメのラストが、未来型の飛行機で五島列島らしき灯台横を飛んで終わるのです。
これは、ラストは、未来の飛行機に乗って終わるのではないかと思っていましたが、予想通りで、「やったー」でした。
自ら作った設定の未来の飛行機は、予想以上にかっこよく考えられていました。
イメージ的には、ドローンとオスプレイとカモメをミックスしたような感じです。
舞ちゃんの周辺の登場人物も変わらず、話が進んで行き、ラストまで行ってしまうのも、これまでにない面白いつくりでした。
これは、もしかして、「コロナ対策」のため登場人物も減らして感染対策をしたのかもしれない。などと、「イマドキの朝ドラ」なりの苦労を考えたりしましたが、それもいい方向に行ったと思うのです。
終わり良ければ総て良しです。というか、脚本家がすごいかもです。
来週は、植物学者の牧野富太郎です。自分も買った(気がする)植物図鑑の作者です。楽しみです。
ラストに、主役の神木隆之介(初めての朝ドラ男性主人公かな)と妻役の浜辺美波が、若干はしゃぎすぎっぽい番宣がありました。
「君の心臓を食べたい」の浜辺美波がすごく良かったので、神木隆之介よりそっちを応援してしまうかもしれないけれども……。
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