それでも好き

最上司叉

第1話

駄目だと分かっていたのに好きになってしまった


その男と知り合ったのは友達に誘われた飲み会だった。男は見るからにモテそうだ。

「俺は遊んでるよ」

男の声が聞こえてきた

私のタイプでは無いので聞かなかったことにする

その後も何回か皆で飲むようになった

友達と男が気が合うらしかった

嫌なことがあり私は泥酔した。男が

「俺が送ってく」

「お願いね」

友達が言った。そんなあっさりとと私は思ったがまぁいいかとながす


そして私の部屋についた。男は介抱してくれた

「ありがとう」

私が言うと

「お礼はKissでいい」

「何の冗談?」

するといきなり男にKissされた

私は力いっぱい男を突き飛ばした

「何するの」

私は怒っていた

「ごめんね。俺のこと嫌いになった?」

この男はズルい

「お詫びにデートしよ」

男は言った

私は

「おごりなら」

「じゃぁ明日」

男は言うと帰って行った

なんなんだ?男は私のことを好きなのか?いや違うだろう頭が混乱する

「今日はもう寝よう」

私は強引に眠りについた


ピンポーン


玄関のチャイムがなった。私は

「どなたですか?」

「俺」

ホントに来た。女は少し驚きドアを開けた

そしてデート

男は女慣れしていた。普通の女が喜ぶところへ連れて行かれた

「他の女ともきたの?」

「君だけだよ」

「ホント?」

私は不機嫌そうな顔をしていた

「出ようか?」

「うん」

男は次のところへ行こうとしていた。私はどこに行っても同じそう思っていたら猫カフェについた

「ここ?」

「そう」

中に入った

猫と触れ合ううちに自然と笑顔になっていた

「やっと笑った」

男が言った

私はしまったと思い顔を引き締める

「笑顔可愛かったのに」

男は少し残念そうに言った

この男はヤバいと感が訴える。だがもう遅かった。私は男が気になりはじめていた。男が猫と触れ合っているときの無邪気な笑顔が私は忘れられそうになかった。多分他の女は見たことがないと思う。こうして私はまんまと恋に落ちてしまった。

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それでも好き 最上司叉 @moemee

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