子供はピーマンが苦手

 あなたは子供の頃からピーマンを食べられましたか?


 子供が嫌いな野菜トップ5に入るピーマン。


 なぜ子供はピーマンが嫌いなんでしょうか?

『苦いからキライ』なんて答えが返ってきます。


 一説によると『苦い』食べ物とは、『毒』を連想させるそうです。


 また、『酸っぱい』食べ物や『臭い』食べ物も同様に苦手な人が多いですね。

 私がダメなんですが。くさやとかパクチー、無理っす。

 これもまた『腐敗など傷んでしまった食品』を誤って摂取しないよう身体が防衛するので抵抗感を覚える事があるそうです。


 これらは『周囲の人が食べていた』り、『信頼できる人が美味しいと食べていた』なんてことから食べられるようになったりします。

 ブルーチーズなどの発酵食品も『匂いがソフトなものから慣れさせていくと、徐々に美味しく食べられる』ようになったりします。

 要はその食品が『安全』であることが理解でき、様々な『経験』を積んでいるので、大人になるにつれて食べられるものの種類が増えるといえるでしょう。


 また、『味覚は年齢と共に鈍化する』とも言われます。

 子供の頃は身体が脆弱で、誤って毒を摂取すると命の危険につながります。

 そのため、『安全でない可能性がある物』にすぐ反応できるように、味覚が敏感なのでしょう。

 大人になるにつれて食べられるようになるのは、『安全な食品』や『以前食べたが問題なかった』という『経験』が美味しく食べさせているのではないでしょうか。

 逆に、小さい頃や今までの経験で『たまたま食べた食品が傷んでいて、体調を崩した』などという『経験』から、特定の食べ物が苦手になってしまった、もしくは、それまで平気だったのに食べられなくなってしまったという人もいると思います。


 あ、アレルギーは除きますね。


 何が言いたいか、というと、


『生物は自分の身体を害すると思われる物は、すぐには美味しく思わない』


 のではないか?ということです。

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