一つの茶屋
時雨 莎祺
一つの茶屋
誰かが長い旅路に疲れて、
ふと茶屋が目に入る。
ふらっ…と入って、茶を飲む。
それは今までの疲れを癒し、また次への原動力をくれる。
また長い旅路へと、戻っていく。
その人は、もう2度とその茶屋に入ることはない。
私は、その茶屋になりたい。
一期一会で出会った人に、きっかけを振りまいて、儚く消えていく。
人生という長い旅路。
偶然見つけたその茶屋。
でも、2度と逢うことはない。
いつしかその茶屋の記憶は消えて、歩き続ける。
私は、そんな人でありたい。
一つの茶屋 時雨 莎祺 @creeper7
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます