第15話:「刹那の崖」と「星屑の海」
一樹が宇宙に旅立ってから5年、2083年8月1日午前4時。
4年前、一樹の命を救うため
この4年間という日々は、
そう、
「やっぱり、私って、わがままな女なのかな」
「
急に背後から聞きなれた女性の声、
「
「昨日ね、
「うん、そうなの、ママ。
「ママ、この御守りは
「わかった、約束ね。
そして、
「ありがとうね、
「いい、
涙で言葉にならない声で、
「ちょっとってどれくらいなの、ママ?」
「そうね。
「ちょっと、
「そうだね、
しかし
「ねぇ、ママ。もっと早く帰ってこれないの?」
「そうね。もしかしたら、4年で……」
「大丈夫よ、
「そうそう。ママは、
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