世界の新しい発電方法は宇宙ごみ発電であります。

ライスヒューマン

第1話世界の新しい発電方法は宇宙ごみ発電であります

25XX年1月、国連総会にてアメリカ合衆国大統領カクー=ヨム氏は世界の発電が逼迫状態と表明した。

日本の内閣総理大臣の科区余無氏はこう提言した。

「我が世界は宇宙により進出し、宇宙ごみを利用した発電をするべきであります」

9ヶ月後・・・・・・・・

東海県豊田市で、都与太自動車という日本一の自動車企業中心に、宇宙に対応する自動車の開発に成功したという報告が首相官邸に渡った。

同日17時日本の宇宙開発の中心のJAXO(ジャクソ)は、3ヶ月後までに40歳までの男女1万人ほどを集め、月に基地を作りそこを中心にし、宇宙ゴミを回収するムーンセンター計画を立てた。

東京府新宿市に住む俺は、ムーンセンター計画の給料の高さと好奇心のために宇宙へと渡ろうと思ったのだ。

歌舞伎町は今日も暗い。

日本の中でも狭くとても暗いと知られており、暴力団の溜まり場だ。

翌日の夜に俺は夜行電車で、JAXO本部のある東海県豊田市へ行くことにした。

昔はリニアモーターカーやらが通っていたらしいが現在は気動車で7時間かかる所だ。

俺は7番ホームの急行名古屋行きに乗った。

朝、俺は途中の工場の音でうるさい豊田に降りた。

俺と同じようにJAXOに行く人はたくさんいた。

なぜだろうか、これから宇宙に行くことが決まるかもしれないのに、自分の心は意外にも動いたりしている様子は、まるで“いつも“の歌舞伎町のように落ち着いていた。

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