第14話 「ヤマドンガ」
こんにちは~。
前回やっぱり長くなっちゃったので二つに分けちゃいましたすみません~。
今回は「ヤマドンガ」!
2007年インド、テルグ語作品。
2023年5月の今現在、期間限定ですが有料サイト「
こちらももちろんラージャマウリ監督作品。
そしてなんと、「RRR」のビーム役、タラクさんが主演でして!
ラージャマウリ監督の第6作目であり、タラクさんと組んで3作目となる作品なのだそうです。
音楽がまた「RRR」の作曲をされたキーラヴァーニ氏。
ビームのときのタラクさんもお目めきゃっぴきゃぴで可愛いしカッコいいのですが、こちらはお若くてさらに可愛い! お肌とかぺっかぺかやし、ニコッと笑ったときのキューピーさんほっぺに胸を撃ち抜かれるう!
心臓の弱いかたはどうかお気をつけて。可愛さに
ダンスはもうキレッキレで「さすがはタラクさん!」やし、お話も突拍子もないんですが面白い。あれこれ突っ込みつつもにこにこ観ちゃう。
主人公ラジャ(タラクさん)は借金を抱えた貧乏な青年。相棒のサクティと組んで、あれやらこれやらと泥棒や詐欺を働く日々。
実は12年前の子どものころに、とある少女マヒに出会い、彼女から不思議なペンダントをもらいます。これが不思議なのは、彼がどんなに捨てようとしてもなんやかんやで彼の手に戻ってきちゃうという、神の加護をうけたペンダントであるところ。
二人はその後、お互いになんの交流もなくなって別々の場所で成長。かたや泥棒貧乏青年のラジャと、富豪のお嬢様であるマヒ。
マヒは早くに両親を亡くしていて、その後おじい様が亡くなったあと、強欲な親戚一同が幅をきかせはじめます。盗っ人猛々しい親戚たちは彼女を追いやり、まるで使用人かのようなひどい扱いを。
ラジャはとある依頼を受けたことでなりゆき上マヒを助け、仕事には一応成功したんですが、依頼主が報酬をくれる前にいきなり急死。さあ今からサインを書くぞ、という場面でいきなり「胸が苦しい!ぱたり!」みたいな死に方(おーい!・笑)。
ラジャはがっかりするやら腹がたつやら。それでついつい閻魔大王のことをめちゃくちゃに侮辱した言葉を天にむかって叫びまくってしまいます。
それをたまたま地獄(といいながらなぜか天上にあるけど)の閻魔さまが耳にしてしまう。閻魔さま激おこ(笑)。何千万年も生きてるのにかな~りおとなげない。
結局ラジャはそれがきっかけで閻魔さまに復讐されちゃうことに。
本当は百年あったはずの寿命を「寿命の書」みたいなので操作されてしまって、いきなり死ぬことに……!
だというのにラジャ、ちっともしょげない。それどころか持ち前の明るさと素敵な歌とダンスによって地獄のみんなの人気を得、閻魔さまに成り代わっちゃう!
ちなみにあちらの言語で「ヤマ」は閻魔さまのこと、「ドンガ」が泥棒や盗っ人という意味のようです。つなげて「ヤマドンガ」つまり「閻魔さまになった盗っ人」みたいなこと……かな?
今風なラノベタイトルにしたら「泥棒だった僕ですが、なぜか閻魔さまになっちゃいました!」みたいなことかもしれない……(笑)。
とにかく(閻魔さまが出てきてからは特に)ありえない展開が続くのですが、全体に楽しいコメディとして観られますし、ダンスも歌も最高~。
これも家でダンナと観たのですが、ダンナとふたりであれこれ突っ込みつつ楽しく観られましたよ~!
ヤマ ヤマ ヤマ ヤマ ヤマドンガ♪
ドスティ!
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