ゾンビがはびこるようになった日本で、僕は...

第1話 遭遇

　　「ア゛ァア゛ーァーア゛」

　けたたましいサイレンが鳴っている中、僕は地下鉄の線路をたどってある物体から逃げていた

「俺は、たしか大学の入学式に参加していたはずなのに突然... なぜあんなことになったんだ... 」

　俺の名前は、佐々木　優　4月から都心の私立大学に通う大学生だ、今日は念願の入学式。

　受験の時忙しくてぐしゃぐしゃになっていた髪を整えて髭をそり、身だしなみを整えて入学式が行われる会場に向かっていた。

「ねぇ,あの子かわいい、ほらあの背が高い子」

「おおたしかに、これからかわいい子とつきあいたーい」

　会場につくと早速話し声が聞こえてきた、仲いい友達ができるといいなと思いながら

　学校長のつまらないお話を聞いていた

「なんの話してったけ、まぁいい、もんだいが起こったのはそのあとだ」

　会場に突然悲鳴が聞こえてきた。誰かが倒れたのだろうか、そんなことを考えていた。

　だが実際は人に似た何かが会場にたくさんはいってきたんだ。そいつは次々と

　「こっちにくるなうぁぁ」　　「ア゛ァア゛ー」

　逃げ惑う人間にかみついてきたんだ血だだけのなりながらも一心不乱に抜け出してきたんだ

襲われている人を横目に地下鉄に潜り込んだ。

　「ここは、世田谷、実家の川口になんとか、帰らなければ」そう思いながら走った。人を喰らう化け物それはホラー映画だとかゲームに出てくるゾンビといわれる者だった...