ヲタクの私、非ヲタと共に異世界転移で建国物語。

アヤカ

#1『勝手に呼んどいてほっぽり出すとか...お前ら人間じゃねぇ!!』

皆さんこんにちは、私は宮川風香っていいます。

なんと私、アニメとかでよくある【異世界転移】をしました。しかも一人ででは無く、大親友の在沢燈火氏と一緒にでした。

そんな私たちですが、私たちは現在困ったことに森の中にぽつんと立っています。(装備などない)


桃華:「あんのク●野郎がぁぁぁぁああああ!!!!!」


私たちがこんな事になった理由は、つい30分ほど前に遡る必要がある。

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魔法使い(?):「ようこそ勇者様。我らアルマニア王国一同あなたを歓迎しま...す?」


魔法陣の光りが収まると、魔法使いっぽいローブを着た人が頭を上げながら私たちを歓迎する言葉を言いながら、下げてた頭を上げた。

そして私たちを視界に入れると、心底驚いた顔をした。


魔法使い(?):「女?それに...2人も召喚されただと?予言と違うでは無いか」


魔法使いっぽい人がごちゃごちゃ言っているのを横目に見ながら、私は少しパニックっている燈火を落ち着かせていた。


燈火:「ここどこ?ていうか私たち家に帰る途中だったよね?」

風香:「燈火、落ち着いて。これは多分異世界てせ...いや、私ら死んでないから異世界転移か...だと思うよ」

燈火:「異世界...転移?何で私たちがそれになっちゃったの?」

風香:「さぁ...?どうせこの世界で魔王が大暴れしてて、退治してくれーとかじゃない?」

燈火:「え?無理じゃない?風香はヲタクだし腐女子だから普通じゃないけど、少なくても私は普通の女子高生だよ?」

風香:「なんで私ディスられた?絵オタクで腐女子でも私は普通の女子高生だわ!!」


私たちがこんなくだらない言い合いをしている間に、どっかに行ってた魔法使い(?)が近づいてきて言い放っ。


魔法使い(?):「やはりあなた達ではこの国を救えないだろうと、国王陛下及び元老院の方々の満場一致でしたので、申し訳ないのですが王宮から出て行ってもらいたいのです」


これを聴いて、私から一言。...ふ・ざ・け・ん・な。

勝手に呼んどいて出ていけだって!どつきまわしたろか...。


風香:「私たちに用はないんですよね?元の世界に戻してくれません?」

魔法使い(?):「この召喚魔法は一方通行なので戻すことができないのです」

燈火:「それならそちらの責任なんだからここで保護してくれるとかないんですか?私たちこの世界の知識すらないんですよ?」

魔法使い(?):「そうか、ではテレポーテーション」

風香、燈火:「は?」


そして気づいたら森の中にいた。

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