徒然なるままに、まきびし。
向野こはる
ハッカ油と風呂
昨年より、ハッカ油を湯船に入れる、と言うことを始めてみた。
夏の暑さが苦手で、寝苦しい夜が続いていた為、少しでも体感温度を涼しくしよう! と考えたのがきっかけである。
冬場は体の芯が温まり、冷めにくいと言うのも、とても気に入っている。
なんでスースーするハッカ油があったかい? と思うんだが、まじで冬場の湯上がり暖かい。巷でよく見る北●ハッカ油の入浴剤(通信販売)がベストだ。試してみてほしい。ダイレクトマーケティング。
さて、このハッカ油。
あまり湯船に入れすぎると、皮膚がコーティングされて凍死しそうなほど寒くなるので、二、三滴から始めよう……と、ネットの記事で書いてあった。
それに倣い、二、三滴、気をつけながら垂らして、いざ風呂に入ったが、これが全く涼しくならない。
確かに清涼感はあるが、風呂から上がっても普段と変わらず、汗はダラダラ暑い暑いのである。
量が少ないのか? 五、六滴、七、八滴、と、思い切ってぼちゃぼちゃ入れてみた。
清涼感はパワーアップするし、確かに入浴中は少し涼しい気がするが、やっぱり入浴後は涼しくない。多少、扇風機に当たるとヒヤッとするかな? 程度である。
なんで? やり方が違う? 書いてある通りに入れても、凍死の冫部も感じられない。
頭を悩ませ、同居の家族に涼しくないと溢したところ、うんうんと聞いた後にこう言われた。
「風呂の温度が熱すぎるんじゃ?」
47度設定であった。
46度に落としてからは、快適にスースーしている。
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