いけいけ勇者様
最上司叉
第1話
俺は勇者魔王を倒すために3人で旅をしている
1人は魔法使い
1人は盗人
魔法使いは間違って自分の家を魔法で焼いた
盗人は俺から金を盗もうとしたところを捕まえた
俺は2人に魔王を倒したら王様から金がたんまり貰え王女と結婚することを約束されていると言った
2人はしぶしぶ参加した
少し前まで俺は魔物退治を生業にしていた
そこへ王様から遣いが来たのだ
俺の腕を見込んだ王様は
「魔王を倒したら望みのものを何でもやろう」
と言ってきたから俺は
「王女と城をくれ」
と言った
王様は最初は拒否したがしぶしぶ了解した
俺は自分で言うのもなんだが酒と女が好きだ
金ももちろんある方がいい
そこから俺の旅は始まった
魔王の城に行くまでに立ち寄った街で俺を知っている奴がいる
「今度は魔王を倒しに行くんだね」
と
俺は魔王のことをあまり知らなかった
街の人が噂していた
1つ気になった噂があった
「魔王は絶世の美女なんですって」
魔王の城に行くのが楽しみになった
もうすぐ魔王の城だというのに魔物がいなかった
「なにかがおかしい」
俺は思った
城の中に入ってみる
しんと静まり返っている
とそこに1人の少女が現れた
「貴方も私を倒しにきたのですか?」
俺はこの子が魔王かと思っていたら魔法使いが呪文を唱えた
魔王は火で包まれたが全く効いていなかった
「いきなり何するんですか、危ないじゃないですか」
と怒っている
俺は魔王をなだめ
「今まで魔王討伐に来た人はどうした?」
と訪ねた
「今までの人は記憶を消して帰ってもらいました」
俺は
「家族や仲間はどうした?」
と更に訪ねた
魔王は悲しそうに
「皆死んじゃった」
と泣き始めた
俺は
「おとなしくここに居るなら魔王を倒したことにする」
俺はそう言った
だが魔王は
「1人はもうヤダ」
と
俺は少し考えた
「俺と一緒に来るか?」
と魔王に聞いた
「行く」
そう魔王は答えた
王様の待つ城への道中魔王は嬉しそうだった
王様は驚いていた
魔王がこんな少女だったことに
俺は王様に
「魔王の面倒は責任もって俺がみるから見逃してくれ」
と
王様は最後はしぶしぶ折れて住む家と監視を付けることで話はまとまりかけたその時2人が
「金はどうする?」
と食って掛かってきたのだ
王様は生活費もだすと言うと
2人はおとなしくなった
そして4人の奇妙な生活が始まった
いけいけ勇者様 最上司叉 @moemee
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます