ハイワールド
パセリ
三味線
今日は非常にダンゴムシだ。
空全体にささくれが刺さっている。
「アレクサンドロス大王様、本日は警察署へ出陣ですぞ」と執事が言ったかとおもえば背後から「ビービービーピィー」と警報機が鳴り出し痙攣する経済。
おいおいたまご固くなっちまったじゃねえかよ。
教習所の運転手さん「ハイ、ピース!」
いやもうそれどころじゃねえ。
洗剤はどこだ?
たくあんが溶けて、いちごジャムがあたりに飛び散る。目から蜂の巣がこぼれ落ちる。しずくになって、うなぎが地面をはいずり回っている。
それが今日のオムライスだったことに今気がついた。遅かった。
ヒヤシンスがぼくの頭で気絶する。
ほらにげろ!防衛線は確保してある!
キミはテトリスによく似たホットプレートだな。すぐさま裁判所にあるのり弁当から手荒れクリームを辺り一帯にばらまいてくれ!
あられが三角になって三味線を引き裂く。ピューリタン革命だ!
坊主めくりをする男三人、チョークが折れていた。ジッパーがガスボンベを缶ビールに押し込んでいる。
ジリリリリリリリリン。
封鎖完了。
おかあさん、今日はあのね、パイナップルケーキをつくりたいの!
だめよサッちゃん、野球も曲のサビもすっ飛ばしてなにこけら落とししようとしてるの、だめっ!
靴底から目隠しでビームを打ち込んでくるナポリタンめ。
オコナーの実験に呼ばれた気がした。行くか。
トゥルルルルルルルン。
封印完了。
遮二無二努力したってこの世界は報われるとは限らない。
そうつぶやきながらぼくはカマキリに髪切りさせていた。
あいかわらずストロンチウムがうるさかった。
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