第53話 エピローグ

 ペイベックス上半期イベント・ハリカー大会の後、メメへの誹謗中傷は無事収まり、そして嬉しいことにメメへのファンが増えた。


 瀬戸さん曰く、ハリカー大会最終レースでのメメのはじけっぷりが好評を得たようだ。……ただ本人は少し複雑なようだが。


 そういえばハリカー大会本戦の時、どうして瀬戸さんはうちの家の近くにいたんだろう?


 ……深く考えるのはやめよう。


「皆さーん、こんにちは赤羽メメでーす」

「こんにちは。赤羽メメ・オルタでーす」

「今日は『魔法少年マナカ・マグラ』最終回をオルタと共に見ようと思いまーす」

「わー」


 今回はメメのアバターだけでの配信で私は声だけ。


 私個人はそれでも良かったのだが、佳奈は不満があるようで、「Pに頼もう。2人で活動できるようにさ」と意気込んでいる。


「ネタバレ防止のためコメントはオフにしておりまーす。最後にスパチャお礼タイムでコメントについてお答えしまーす」

「それじゃあ、始めようか」

「うん」


  ◯


 これからも私と妹のVtuber生活は少しだけ進みます。

 興味があった方はぜひチャンネル登録よろしくお願いします。

 これにて第1章は終わりです。ここまで読んでいただきありがとうございます。




  ◇◇◇


 作者より読者の皆様へ。ここまで読んでいただきありがとうございます。次からは第2章が始まります。

 第2章は車椅子Vtuberと歌をテーマにしております。

 もし本作を読んで面白かった、楽しめたのであればフォローと星のほど、よろしくお願いします。


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