第651話 設定をエピソードで伝えたい!プロットで一貫性のある物語のオチ!主語は先頭に!

 本日の目次です!ヾ(*´˘`*)

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 ◇11月21日は『フライドチキンの日』!


 ◇1件目 設定をエピソードで伝えたい!

 ◇2件目 プロットで一貫性のある物語のオチ!

 ◇3件目 主語は先頭に!

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 おはようございます。ヾ(*´˘`*)

 本日、11月21日は『フライドチキンの日』です。


 本日は、色んな日が重なってましたが、フライドチキンの一言話したいなーって。笑

 クリスマスになったら食べたいですよね、ケンタッキー!


 昔に比べたら身近に感じたりもしました!

 肉、美味しい!(野蛮っぽく聞こえる!)



 それでは、エッセイ始めましょー!ヾ(*´˘`*)


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 ◇1件目 設定をエピソードで伝えたい!

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 今日の朝方読んだ話を。

 設定をエピソードで伝えるっていうのができている人の作品を見たのです。

 こりゃすごいと。


 情報を詰め込み過ぎていなくて、それでいて情報を出す順番も計算されてる感じだったんです。

 こりゃすごい。


 下書きの作品だったので、ちょっと紹介はできないのですけれども、私もやってみたいと思うわけです。


 適当な設定を持ってきまして。

『実は数秒先の未来が予知できる』っていうっていう高校生がいたとして。


 そんな設定を『地の文』で書いたり、『セリフ』で言わせるっていうところからレベルアップして、エピソードで見せたいのです!


 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧

 秋雨が降る中、友達と下校する。

 雨は意外と強くなってきており、道には水溜りもちらほらできていたりする。


「健人、もうちょっと歩道の内側を歩いた方が良いぞー。俺は忠告したからなー」

「なんだそりゃ? 子供じゃないんだから、いきなり車道に飛び出したりしねーよ」


「まぁ、別にいいけど」


 しばらく歩くと、後方からトラックが迫ってくるような音が聞こえて来た。

 勢いよく走ってきたトラックは、健人の隣を通り過ぎるときにちょうど水溜りに入ったらしく、勢いよく雨水を撥ね飛ばした。

 湘南のサーファーが喜びそうな波のトンネルみたいに放物線を描いたかと思うと、健人を巻き込んだ。


「うっっっわっ!! 冷たっっっ!! あのトラックマジかよ!?」


 トラックは知らんふりするようにスピードを上げて遠くへ走り去った。びしょびしょに濡れてしまった健人が呆然と立ち尽くしていた。それを横目にして通り過ぎる。


「俺は先に忠告しておいたからなー」


 もちろん歩道の内側へ避けていた俺は全く濡れていなかった。


 これはひとえに俺の能力のおかげだ。

 皆には言っていないけれども、俺は少しだけ未来が見えるのだ。

 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧


 みたいな。

 エピソードで表すって、これでできてます?

 自分でやると、わざとらしく感じちゃうんですよね。笑

 もうちょっと自然にできるように頑張ろう。うん。


 やりたかったのは、未来予知ができる設定をエピソードで伝えたいところでして。


 未来予知の一例として、『水が道路から撥ねてくることを予知したから、それを避ける』というエピソードを書いてみたのです。


 おまけで映像的な描写の練習も入れてみてます。ほほほ。


 うん、プロットレベルのアイディアはしょぽいですけれども、こういう方向性が私の進みたい方向でございます。

 これを、リアリティのある映像が思い浮かぶように書き表すっていう技術を磨きたいです!



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 ◇2件目 プロットで一貫性のある物語のオチ!

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 ついでに続きの話しちゃおうー。

 短編を書く人って、しっかりプロット作る人が強い気がしたんです。

 オチにひねりを入れることができたり、構成の組み方が上手かったり。

 一行プロットでも良いと思うんですけれども、どうやってオチをつけるかっていうところで、ひねりがあったり、落差があるオチだったり。

 どこかで急展開的に話が進む、急に物語の推む方向が変わるとか。

 それが、短編として面白い所だと思ったりするんです。


 事前にプロットを作っておくと、そういう話の進め方が上手くできると思うのです。



 今回は物語の進む方向が変わるということでプロットを組んでみたいです。


 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧

 起(設定):未来予知ができる。(さっきのようなエピソード)

 承(問題):とある女子が告白してくるのを察知した。フったら、カッターで刺される未来が見えた。

 転(解決):先回りして避けるために、近くにいた女子に告白した。

 結(結果):刺される未来は変わったけれども、告白した女子もヤンデレ味があるらしくて、いつ刺されてもおかしくない子だった。

 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧


 そして、タイトル。

『俺の高校が、ヤンデレばかりの地雷原だった件。~未来予知できる俺が生き残る道~』



 うーん。

 ダサいタイトル。笑


 迫ってくる危機を避けたら、また同系統の危機が待っているという。

 そんな構造でございます。

(捻りも無いわかりやすい単純構造ですよね。笑)


 それを、『未来予知』設定と組み合わせて、面白ラブコメ味を出そうとしたらこんな感じのタイトル。


 主人公は学習しない訳じゃないものの、刺されるイベントをどうにか回避しようとするあまり、とんでもない性癖を語りだしたりとか。

 相手の方から離れたくなるようなことを言ったりするんです。


 上手くいっただろって思って、特殊性癖を得意気に語ったら、同調したヤンデレが今まで以上に寄ってくるという……。

 これは、ちょっとしたホラーですね。笑



 ラブコメ×ホラーということで。


 そういう物が私にあってそうなのかもな。

 明るい世界が好きなものの、暗い世界?黒い世界?歪な世界?を書いている時の方が私自身輝いている気がする。

 病んでる子が、映えてしまう……。笑


 私、黒光り!(嫌な響きですね。笑)



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 ◇3件目 主語は先頭に!

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 ちょっと思った文章術を今日も!


 主語と述語の話を前したんですよね。

 上手い人は、主語と述語の使い方が上手いという。


 主語は、具体的な物を使う。

 述語は、複合動詞を使うこともレバートリーに入れる。

 そして、接続助詞の使い方も上手さとしてあると思うのです。


 そんなところまで考察が進みました。


 今日は主語に戻って。


 主語って、基本中の基本ですけれども文頭に置くと伝わりやすいですよね。



 えっ?

 何を言ってるんだっていう感じかもですよね。笑


 いろんな方の文章を読んでいて気づいたんですよ。

 上手い人は基本をしっかり守れていると。

 その上で、緩急をつけているって思ったのです。


 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧

 朝日が眩しい。

 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧


 これって実は変なんですよね。

 主語が省略されているという物でございます。

『朝日』っていう物が、感情をもって、眩しいと感じているわけではないんですよね。



 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧

 私が朝日を見た。(私が)眩しいと感じた

 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧


 これが正確なところなんですよね。


 ……細かいこと言ってます?笑

 けど、こういう細かい所が映像として見せるっていうところでは重要だと思ったのです。


『朝日』を主語とする場合には、『輝いている』が多分正しいと思うのです。


 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧

 朝日が輝いている。

 朝日が輝いて見える。

 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧


 このどちらかかなと。

 映像として表す時には、『朝日が輝いている』と主語と述語を正しくしてあげないと想像ができないと思ったわけです。


 それがまずは基本。


 その上で、基本の『き』です。

 主語を先頭に!!


 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧

 寒い寒いと思っていたら、


 ①雪が降ってきた。

 ②手のひらに雪が落ちて来た。

 ✧••┈┈┈┈┈┈••✧


 これだと、多分シンプルな①が良いと思うのです。

 手のひらのことを書きたかったら、文を繋げて『雪が降ってきて、手のひらに乗った。』と言うのが良いのかな?

 違うかな?


 主語が先にあると良いと思った話。

 ……通じて欲しい。笑




 ちょっとプラスすると、主語も複合動詞のようなイメージで、複合名詞的にすると良いかもなんです。そんな小技。


 複合しない名詞バージョン。


 雪が降ってきて、手に乗った。

 粉雪が降ってきたか思うと、手のひらに乗った。


 雪⇒粉雪

 手⇒手のひら


 主語を具体化する手法の一つに複合名詞的な、一つ文字を付け加えたりするっていうのも良い手法だと思いました。


 船⇒帆船

 月⇒満月、三日月

 日⇒朝日、夕日、日差し


 女性向け小説を読んでいると、そういう細かい所の語彙の気遣いがあるなと思いました。


 現場からは以上です!!笑



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 本日は、ここまでです。


 毎日が勉強!

 毎日が特訓ですよね!


 ひたすら技術を磨くと考えたら、楽しくて。ふふふ。

 もっと、研究ですね!


 今はまだ全然評価されなくとも、ひたすら文章術を極めていきましょー!



 それでは、また明日お会いしましょー!ヾ(*´˘`*)

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