元婚約者と浮気相手からのロミオ&ジュリレター
マキシム
第1話
※【俺の許嫁が可愛すぎる】の派生作品です
ご機嫌いかがですか、私の名はクレア・リヒテンシュタイン【水色の長髪、碧眼、色白で彫りの深い顔立ちの美少女】、リヒテンシュタイン侯爵家の令嬢です。私には婚約者、いや元婚約がおりました。元婚約者の名はマルクス・イングリッド【金色の短髪、碧眼、彫りの深い顔立ちの美男子】、イングリッド公爵家の嫡男です。私と彼は昔からの幼馴染だった事から親同士が婚約を結びました
「思い出すだけでも忌々しいわ。」
事の切っ掛けはマルクスが他の令嬢と浮気をしていると私とマルクスの共通の友人であるシャルロット・ブレント様の目撃情報で発覚したのである
「それは本当ですか?」
「えぇ、間違いないわ。マルクス様がユースタス男爵令嬢と逢い引きしているのをレオン様とフィーネ様と共に目撃しましたわ。しかも口吸い(キス)もしておりましたわ!おまけに「真実の愛に結ばれている」とか「クレアと別れて一緒になろう」とか妄言をまき散らしておりましたわ!」
私とシャルロットとマルクスの共通の先輩であるレオン・アルタイル公爵令息とフィーネ・オルテンブルク公爵令嬢は学園でも評判になるほどの仲睦まじい関係を築いており、私から見ても羨ましい限りですわ
まぁ、それは置いといて、マルクスと一緒にいたというマリー・ユースタス【ピンク色の長髪、碧眼、色白で彫りの深い顔立ちの美少女】はユースタス男爵家の令嬢でユースタス男爵の一人娘である。ユースタス家は元は国有数の大豪商らしく前々当主(現当主の祖父)が没落寸前の男爵家を金で買いユースタス男爵家を創設した。幅広く商売で成功を収めている事から他の男爵家よりも大変裕福であり、蝶よ花よと何不自由なく育てられたのでしょうね。きっと私の事も陰でほくそ笑んでと思うと腹が立ちますわ
「このまま馬鹿にされてはリヒテンシュタイン侯爵家の名折れですわ!」
幼馴染であり、婚約者を蔑ろにして他の令嬢と浮気をしていたとなれば、こちらとて黙っていられません
「お父様に頼むしかありませんわ!」
私は早速、お父様にマルクスが浮気している事を報告した。お父様は半信半疑だったが、レオン様とフィーネ様も目撃した事から目付きが変わり、後はこちらでやるからとお父様が本腰を入れて調査を開始しました。侯爵家に仕える隠密によって調査した結果、確実にクロでした。両親からはマルクスと婚約を解消するかどうか尋ねてきました
「それでお前はどうしたい?」
「もう愛想が尽きました。」
「後悔はないのね。」
「はい。」
「そうか、分かった。」
両親はイングリッド公爵家を尋ね、私との婚約解消とマルクスの浮気の証拠を提示した。その場にはマルクスもおり、最初は「違う、何かの間違いだ」と全力で否定したけど次々と出される証拠を前に反論もできず、黙りこくった。マルクスの御両親も「はあ~」と溜め息をついた後、婚約解消を受け入れたのである。マルクスはというと「嫌だ、解消したくない!」とか「一時の迷いなんだ」とか駄々を捏ね、挙げ句の果てには「私に会わせろ」と私の両親に食ってかかってきましたが、マルクスの御両親が使用人に命じて取り抑え部屋へ押し込めました
「はぁ~、ようやく婚約解消できましたわ。」
その後の流れについてだが、私とマルクスは無事に婚約は解消されました。マルクスは頑として婚約解消に抵抗したけど結局はマルクスの御両親が無理矢理解消させました。御両親から謝罪され多額の慰謝料が支払われた。マルクスは絶縁され、マリーの実家であるユースタス男爵家に強制的に婿入りする事になりました。勿論、【ユースタス男爵家の令嬢が婚約者のいる公爵令息に色目を使い挙げ句の果てには公爵令息を男爵家に婿入りさせた】という事実を社交界に広め、結果はどうなるか高みの見物です
「マルクスと例の男爵令嬢が自主退学されたそうですわ。」
「まぁ~(ザマァみろ。)」
マルクスとマリーは自主退学という形で学園を去った事をシャルロットから聞き、ザマァみろと思いました。私の実家もユースタス男爵家に抗議文を送った結果、マリーの御両親がお越しになり謝罪と多額の慰謝料を支払い決着がついたかと思われましたが、話はそれだけで終わりませんでした
「マックス様が私と婚約を結びたいですって。」
イングリッド公爵家の後継ぎはマルクスの3歳年下の弟であるマックス・イングリッド【金色のやや長めの髪、碧眼、彫りの深い顔立ちの美男子】であり、私の幼馴染であり新しい婚約者である。何故、私とマックス様が婚約を結んだのかというと、どうやらマックス様は私の事が好きだったらしく兄の婚約者という事で諦めていたが今回の件で兄と婚約解消になってからはチャンスと思い、私にプロポーズをしたのです
「マックス様、何故私を?」
「クレア姉(ねえ)、突然でごめんね。」
「いいえ、逆に尋ねますが私で良いのですか?貴方には他に相応しい御方がいるでしょう?」
「うんうん、僕はクレア姉の事が好きだったんだ。兄上の婚約者だったから諦めたんだけど、今回の件で僕は改めてクレア姉に告白しようと思ったんだ。」
「マックス様。」
「どうか僕と結婚前提にお付き合いください!」
「は、はい。」
その場の流れと勢いでオッケーしちゃいました。両家は再び婚約を結ぶ事になり、私の両親も向こうの両親も大喜びしていました。私はマルクスの浮気を知らせてくれた友人のシャルロットと先輩であるレオン様とフィーネ様に礼を述べるため御茶会に招待致しました
「此度は例の件を教えていただき、感謝申し上げます。」
「お役に立てて嬉しいですわ。」
「いいよいいよ。俺もアイツがあそこまで馬鹿だとは思わなかったよ。」
「えぇ、その男爵令嬢、ミリア・モルゼンの再来ではないかと噂されておりますわ。」
「あぁ、言えてるな。そういえばユースタス男爵家の商売が傾きつつあるそうだぞ。」
「レオン様、その話、詳しくお聞かせください。」
私はレオン様にユースタス男爵家の動向を尋ねました。ユースタス男爵家は例の噂とマルクスの婿入りによって評判がガタ落ちであり、商売の方も支援者が続々と離れていき青息吐息状態である事を教えてくれました
「一度評判が落ちれば商売に響く、ましてや札付きのワルを婿に迎えれば尚更だ。」
「クレア嬢を裏切った罰だと思えば自業自得ですわね。」
「レオン様とフィーネ様の仰る通りですわ。もし結婚でもしていたら間違いなく浮気相手の家に入り浸りですわ。」
レオン様とフィーネ様とシャルロット様から自業自得と仰ってくださいました。御茶会も和やかに進みつつ、レオン様が私に身辺の警備を増やすべきだと忠告をした
「レオン様、それは何故に?」
「マルクスは浮気をしていながら最後まで君との婚約を解消したくないと駄々を捏ねていただろう。実家から絶縁されて浮気相手の実家に無理矢理、婿入りされたんだ。それにユースタス男爵家は落ち目だ。そうなったら間違いなくクレア嬢に牙を剥くぞ。」
「き、牙を・・・・」
「あぁ、手負いの獣ほど厄介だからな。」
「レオン様の仰る通りよ。普段、怠け者のこの御方が真面目になるのは、それほど危険という事ですわ。クレア嬢、くれぐれも1人で行動しないようになさいませ。」
「は、はい。」
そして今に至る。レオン様の仰れた通り、私の下へマルクスから手紙が届いた。何事かと思い、興味本位で手紙を広げ内容を拝読しました
【クレア・リヒテンシュタインへ】
「やぁ、僕の愛しの姫騎士よ。僕は魔王の娘に騙され魔王の城の牢獄に囚われの身だ。まぁ、それはさておき君は罪を犯した。僕の弟と浮気をし、あまつさえ弟と婚約を結んだ事だ。本来だったら叱るべきだが僕は心が広い。僕を牢獄より解き放ってくれたら君の罪を許そう。では君が来るのを待っている♡」
【マルクスより】
私は「はぁ?」と思わず声が出てしまった。浮気相手の実家を魔王の城とか、失礼にも程がある。しかも私が浮気だと。自分の事を棚に上げてよくそんな事が言えるなと腸が煮えくり返るような思いがしたが何とか我慢し、すぐに両親にこの手紙を渡した。両親は手紙を一読した後、後は任せるよう伝えてくれた。それから数日後にユースタス男爵家から謝罪文と慰謝料が届いた
「クレア、身辺の警備を増やそう。騎士や隠密だけではなく武術に精通した侍女も配置につける。お前の下へ現れる可能性があるからな。」
「ありがとうございます、お父様。」
1週間が経ち、またマルクスから手紙が届いた。今度は何だと思いつつ、興味本位で見ることにした
【クレア・リヒテンシュタインへ】
「君はどこまで罪を重ねれば気が済むんだ。神もきっと君の犯した罪過を詰問するだろう。だけどまだ悔い改める時間はある。今すぐに弟と婚約を解消し改めて僕を婿として迎え入れるんだ。そうすれば神も君の罪過を許してくれるだろう。君が迎えに来てくれる事を願っているよ。」
【マルクスより】
「何を言ってやがるのですか、この野郎。」
「お嬢様、下品で野蛮ですぞ。」
「あらま、ほほほ。」
執事から注意され、私は両親だけではなくイングリッド公爵家の方々にこの手紙を見せた。怒りを通り越して呆れた目で手紙を見ており、それを許すユースタス男爵家にこれ以上、この手紙を送るなら覚悟しろと含みを込めて抗議文を送った。手紙を送ってから数日後、ユースタス男爵家から謝罪文と慰謝料、そして今後、この事がないよう厳重に監視すると返事を寄越した
「これで一安心・・・・いや油断は禁物だわ。」
それから数日後に手紙が届いた。差出人はマルクスではなく浮気相手のマリー・ユースタス男爵令嬢からだった
「一体、何用かしら?まぁ、ろくでもない事は書いてそうだけど・・・・」
嫌な予感はしつつ、好奇心に駆られ手紙を内容を拝読することにした
【負け犬の侯爵令嬢へ】
「ごきげんよう、負け犬の元婚約者さん。彼の事が大好きだからって付きまとい行為は辞めてくれるかしら?マルクスは貴方が付きまとって困っていると私に言ってくれます。私としてはマルクスに捨てられた負け犬に怒るほど狭量じゃないわ。金さえ払えばこれまでの罪を水に流してあげる。マルクスと共にまっているわ。」
【マリー・ユースタスより】
私は読んでしまったことを後悔しております。なんで私はここまで言われなきゃいけないのか。それに付きまとわれているのは私の方だ!
「もう許さないんだから!」
私は両親に例の手紙を渡した。手紙を一読した両親はニッコリと笑い、「金のなる木が増えた」と宣言した。それから数日後、マリーの両親であるユースタス男爵と男爵夫人が我が家に来訪し慰謝料持参の上、土下座し謝罪した
「「誠に申し訳ございません!」」
土下座する男爵夫妻にお父様は豚を見るような目で眺め、次のように述べた
「男爵殿、貴殿は申されたな。厳重に監視すると?」
「は、はい。娘婿の方は監視していたのですが、まさか娘が出すとは思いませんでした。」
「貴殿方も貴殿方だ。慰謝料を支払う暇があったら2人を隔離すればよいではないか?」
「お、仰る通りにございます。」
「折角、ユースタス男爵家が誕生したというのに貴殿方の代で断絶となればユースタス男爵家を創設されたお爺様はさぞお嘆きの事であろう。」
「・・・・はい。」
「これ以上の付きまとい行為を続けるのであれば、男爵家はどうなることやら。」
父の発言に男爵夫妻の顔は更に青ざめ、2人を絶対に隔離するとこの場で誓い、屋敷を出ていった。それからは2人からの手紙は一切なく久し振りに平穏な日々を過ごした
「あの2人からの手紙がない分、こんな穏やかな日々を送れるのは最高だわ。」
そんなある日、私の下に一報が届いた。ユースタス男爵家が手掛けた商売が立ち行かなくなり破産したのである。多額の借金が残る事となりユースタス男爵夫妻は人知れず姿をくらましたという。ユースタス男爵家は当然の事ながら当主不在で没落したのはいうまでもない
「夫妻は逃亡したという事はあの2人はどうなるのかしら?」
私はふと考えていると何やら外が騒がしかった。すると執事が私の下へ駆けつけた
「外が騒がしいのだけど何かあったの?」
「はい、実は・・・・」
執事曰く、マルクスとマリーが私たちの屋敷に押しかけてきたのだという。話を聞くとユースタス男爵家は没落し多額の借金が残った事で夫妻は逃亡し残されたマルクスとマリーが借金返済をする羽目となったのである。借金取りの目を盗み、2人は逃亡し私の下へ押しかけ私に会わせろとギャンギャンと騒いでいるのである
「如何なさいますか、お嬢様?」
「2人にはこう言いなさい。2人で手を取り合って真実の愛を貫き通してください・・・・と。」
「もし拒めば?」
「相手はもう貴族ではないわ。居座るならば捕縛して警備隊にでも引き渡しなさい。」
「畏まりました。」
正門前ではマルクスとマリーは何度も「クレア(負け犬)に会わせろ」の一点張りである
「早くクレアを出せ!」
「そうよ、自分だけ幸せになるなんて卑怯よ!」
「やれやれ、騒々しいですな。」
そこへクレアの命を受けた執事が現れ、2人にクレアからの伝言を伝えると2人は激昂した
「僕はイングリッド公爵家の嫡男だぞ!そんな我儘が通ると思っているのか!」
「元イングリッド公爵家でしょう。跡継ぎはマックス・イングリッド様がお継ぎになられますので御心配は御無用です。」
「何よ!男を捕られたくらいで私の実家を潰しちゃって!」
「婚約者のいる相手に色目を使ったのは貴方様でしょ?」
「キイイイイイ!ムカつく執事ね!私が正妻に負け犬は愛人にしてやるって譲歩するくらい心が広いのよ!」
「それって貴方の妄想ですよね?馬鹿馬鹿しくて話になりませんな。」
「なぁ、僕が寄りを戻すと言っているんだ!クレアを出せ!」
「申し訳ございませんが、既にお嬢様はマックス様との御婚約は成立しております。」
執事に何を言っても無駄と判断したのか今度は泣き落としにかかった
「僕とクレアは昔からの幼馴染だろ!困っている幼馴染を見捨てるなんて人としてどうなんだ!」
「お嬢様を蔑ろにした貴方が言うことですか?逆にお尋ね致しますがお嬢様が貴方と寄りを戻したいと言うその根拠はどこから来るのですか?」
「僕とクレアは真実の愛で結ばれているんだ!」
マルクスの自信満々な返答に執事は「すっかり頭はお花畑だ」と心の中で呟きつつ皮肉を込めてこう言った
「ほぉ~、真実の愛が2人もおられるとは・・・・まさに【馬鹿につける薬】がないですな。」
「なっ!」
「何よ!執事のくせに!」
「これ以上、居座るのであれば力尽くで御二方を捕縛致しますよ。」
捕縛と聞いた2人はそそくさとその場を立ち去った。2人は次に向かったのはマルクスの元実家であるイングリッド公爵家である。イングリッド公爵家の正門前に到着し「父に会わせろ、マックスを出せ」とか「私は次期公爵夫人よ」と喚き散らしたが、ユースタス男爵家没落の報告を受けていた公爵家は警備をする騎士たちを出動させ2人を捕縛しようとした。マルクスとマリーは騎士の姿を見かけた途端、そそくさとその場を立ち去ったのである
「あれから2人の姿が見かけませんわね。」
「でも油断は禁物だよ、クレア姉。」
クレアとマックスはクレアの実家であるリヒテンシュタイン侯爵邸のテラスにて御茶会をしていた。互いに2人(マルクス&マリー)についての情報交換を行っていた。未だに見つかっていないとなると、どこかで潜んでいる可能性がある。護衛として騎士や隠密、武術に通じた侍女を配置しており警備を怠りなく続けている。余程の事がない限り、2人は私たちに近付かないはずと思っていたその時・・・・
「侵入者だ!」
警備していた騎士の怒声で私とマックスは御茶会を中止した。警備のために配置していた侍女と騎士が私たちを囲んでいると、そこへ騎士たちに追われた2人組を見かけた。見た目は小汚く一見すると浮浪者に見えるが目を凝らすとマルクスとマリーであった。2人が私たちを見かけると・・・・
「クレアああああああああああ!」
「見つけたわよ!」
2人はそのまま私たちに向かって突撃してきた。マックスは護身用のサーベルを抜き、臨戦態勢に入った。2人が近づいた瞬間、隠密が大きな網を投げつけ、2人を捕縛したのである。2人は網によって身動きが取れず、ひたすら「愛しのクレア、助けてくれ!」とか「この負け犬!早く離しなさいよ!」と喚き散らしましたが騎士たちによって連れていかれました。2人が消えた後、マックスはサーベルを収めた
「クレア姉、大丈夫?」
「ええ、2人が捕まって良かったわ。」
その後の2人は貴族の屋敷に侵入した事で奴隷に墜ちた。マルクスとマリーは気性の荒い炭鉱夫(たんこうふ)専用の男娼&女娼として死ぬまで借金返済に務め、今日も炭鉱夫による暴力の嵐に怯え続けるのであった
「こんな事だったら浮気なんてしなけりゃ、良かった。」
「おら、こっち来い、クソガキ!」
「や、やめろおおおおおおおおお!」
「うう、なんでこんな事に。」
「おい、クソアマ。こっち来い!」
「イヤアアアアアアア!」
それから歳月が流れ、私とマックスは結婚をした。両家の両親と親族、先輩であるレオン様とフィーネ様、シャルロット様といった友人等が参列し私たちを祝福しました
「クレア、これからもよろしく。」
「こちらこそ、よろしくね。」
「お二人さん、末永く幸せにな。」
「御二方の幸せをお祈りいたしますわ。」
「どうか幸せにね!」
「「ありがとうございます。」」
雲一つない晴天の下で2人はめでたく結ばれ、仲睦まじい夫婦としてもてはやされるのであった
元婚約者と浮気相手からのロミオ&ジュリレター マキシム @maxim2020
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