Story 0 番外編
時はルーナの元に召喚されスキルを授かっている頃に戻る。
その中で1人の生徒がなにやら企んでいるようだ。
彼の名は「Tetuma」彼は楓華たちのクラスメイトであり、入学当初からいる人物だ。
これまで公開されなかったが、彼も楓華と同じように転移ではなく転生した人間。いや、現獣人だ。頭には銀色の立派な狼の耳が着いており、尻にはフサフサの荘厳なしっぽが着いている。
他にももうひとりいるが後ほど説明しよう。
それはさておき話を戻そう。
改めるが、彼の名は「Tetuma」名前が気になるだろうが彼はドイツ人の父と日本人の母の元に生まれで、好戦的な性格をしている。
そして彼は、誰に対してもそこそこスキンシップがあり、関西弁で話す。そして何より特徴的なのはその仕草。
彼は普段会話する時反り腰で腕を組み顎を少し上に向け右掌を天に向け人差し指を相手に向けるという仕草だ。
この仕草から分かるかもしれないが彼は人を上から見て愉しむ性格がある。
まぁ要するに〈高みの見物〉ってやつだ。
そんな彼には現世から行動を共にしていた相棒がいる。
その相棒は今ちょうどスキルを受け取ったところでこちらにやってきた。
彼女の名は「Re2」
先程から説明の中にも出ている「Tetuma」の相棒である。彼女も楓華と同じく転生した組なのだが非常に頭が良く、ルーナの元に飛ばされるた直後に異世界に行くのでは?と考え、自分が吸血鬼に生まれ変わっていることに音を超える速さで理解しその特徴的な翼や尻尾、角を、牙を隠した。
それ故に誰にも気づかれていないが彼女はれっきとした転生者。吸血鬼だ。しかし純粋な吸血鬼ではなく、ほんの少しだがサキュバスの血も入っている特殊な個体。
そんな彼女に着いても色々説明していこう。
「Re2」はあまり知らない人間に対しては敬語で話すが、Tetumaと話す時は基本的に関西弁。それもまぁまぁどぎつい下ネタトークをして笑っている。
そんな彼女は今前世に残してきた親友が気がかりなようだがそれを隠すようにステータスをTetumaに見せあっている。
そして彼らは今後ラルジュにおいて行動を共にし、すぐ2人の配下(ペット)を従えるのだがそれはまた先のお話。
ナレーションとしてこの話を別次元から見ている私もまた進展があればお話しよう。
ではまたいつか。
「ん?」
「どうした?Re2」
「なんかどこかから気配を感じた。それも強大な奴を」
「…気の所為では?」
「まぁいいや。」
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