第2話 福岡県警とのいんねんの対決
福岡県警元捜査員A氏・・・・恐らくほとんどの組員は[工藤会は解散しない]と。工藤会がけいびしていったということは、昔は考えられなった。
特定危険指定暴力団[工藤会]の弱体化に驚くのは、福岡県警の元捜査員A(76歳)。40年に渡る警察人生のほぼ全てを暴力団捜査一筋で歩んだ人物だ。
現在、北九州にある暴力団は42団体640人。これがそれぞれ山口組系、反山口組系に分かれて抗争事件を繰り返し、両派の争いは次第にエスカレートしている。
当時、小倉の街は工藤会と新興勢力・草野一家が対立関係にあった。1979年10月、草野一家[極政会]の溝下秀男会長が工藤会の中核団体(田中組)から襲撃されたことを契機に、いわゆる北九州戦争が勃発する。その2ヵ月後・・・・・・・。
1979年12月、工藤会・田中組の田中新太郎組長が草野一家・極政会によって射殺される事件が発生。両者の争いは泥沼化した。その抗争の最中、A氏は極政会の溝下秀男会長と初めて出会い、取り調べにあったと話す。
取材担当者:溝下秀男氏との出会いは?
A氏:田中新太郎事件の翌月、1980年1月に溝下を折尾署で逮捕した。若い者に対する暴行事件だと思う。
取材担当者:最初の印象は?
A氏:世間で言われていた噂の男とは違っていた。調べにならないと。徹底的に抵抗すると。しかし初対面から、理由は分かりませんけど調べに応じて。事件も認めるし、私に対する態度も素直な態度だし。
取材担当者:ちなみにその事件で溝下氏は懲役に?
A氏:その後、刑務所から出所した溝下氏は草野一家のナンバー2の座につく。A氏は捜査のため溝下氏と会うようになった。
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