この手の話に弱いなぁ。
いろんな感情抜きに幸せになれ、と願ってしまう。物語だと分かっていても。
わぁ、好きです。お題の使い方が鮮烈に暗くてハッとさせられました。
強烈><
だけど最高に読み応えのあるお話でした。
二人に幸せが訪れて欲しぃ。
陰惨で暗い描写が身に迫る良い短編でした。UFOやモアイ像といった明るく使われがちなお題をこの雰囲気に落とし込んでいるのも好印象です。良い意味での『怖かった賞』に推薦します。
素直に、このお話好きです。
味噌汁の虐待なんかはドン引きですが、こういうことが実際にあるのかもしれないと思うと悲しくなる。
主人公の救いであった辻くんとの交流はほっとするもので、だけど彼と交わした約束が主人公の心にずっと引っかかり続けているのが切なかったです。
主人公の助けになったパトカーの白っぽい光と、辻くんの求めていたUFOかもしれない光の対象的な表現も素敵でした。
「切なかった賞」に推します。
誰でもいいから、UFOでもいいから、誰か助けにこないかな、と子供が願うことは心が苦しくなります。終わり方も、絶望と希望の両方がリアルに描かれていて好感がもてます。この短さで、この重いテーマに挑戦したことも、素晴らしいと思います。
現実的なのに不思議な要素も含まれていて、お話の堅実な空気が好きです。
救いがないようで、救いになってたらいいな、と思いました。
とても好き。苦しくて読んでいるだけで息苦しくなるけど、丁寧に語られた顛末が素晴らしかったです。良かったと、言うにも苦しいけど。辻君もどこかで穏やかに暮らしてますように。