第15話 襲撃
俺が受けた依頼は中央都市ガイゼンに住む子からの依頼で薬草と癒しそうという見ているだけで癒しになるような草があるのだがそれを積んでくることだった。場所はガイゼンの草原に生えているそうだから俺たちはガイゼンの草原に向かい、ガイゼンの草原についた後効率よく探そうと二手にわかれた。俺は薬草探しでコープスは癒し草探しだ。
俺は薬草を探してみつけてはそれなりに積んで数分後急に背後から
「おい貧乏人。てめぇこんなとこで何してやがる」
先程コープスに絡んでいた冒険者が何故か俺の背後にいた。なんだ?この人は暇なんか?
「何ですか?俺は薬草をつみにきてるんですけど」
「薬草をつんでるだぁ?ぷ、ぷぷぷ!あはははは!まさかあんなFランクでも受けなさそうな子供の依頼を受けてるのかよ。ぷーくすくす!まじ笑える」
「なんですか?笑いにくるほど暇なら他の依頼をうけたらどうですか」
俺は男に言うと男は俺の近くにまできて俺が摘んだ薬草をとり
「こいつは俺がありがたーくもらってやる。俺も今からちょうど依頼を受けに行くからなぁ。薬草を買う手間がはぶけたよ。じゃあな。貧相な貧乏人」
「おい待て。それは俺が摘んだやつだ。薬草が欲しいなら自分で」
俺は男にいいかかると男は俺の右肩を背中に背負っていた剣で刺してくる。
「うぐっ」
「うるせぇ。ざこはざこらしく黙ってとられときゃいいんだよ。じゃあな」
男はさろうとすると男の前に
「君。それはカスマがつんだやつだ。返してやりな」
男の首に剣を向けてコープスがいう。コープスさん。来てくれたのか。
「コ、コープスさん。こんなところで偶然、ですね」
「偶然、ねぇ。人の後をつけていたような奴が偶然とかいうんだね」
コープスさんが男に言うと男はあたふたしながら
「そ、そんな。俺も依頼を受けてたまたまここを通っただけですよ!ほら、そんなこといくらでもあるでしょ?」
「そうですね。理屈で言えば君の意見は通るとは思いますがですがそのカスマから薬草を奪ったことはすておけません。それにギルドにいた時から君はカスマをゴミを見るような目で見ていた。違いますか?」
コープスは男に言うと男は「ちっ」と舌うちした後に
「そうですよ。俺は確かにそこのザコをゴミを見るような目で見ていましたよ。本当に弱いんですからね。それにこんなやつにコープスさんが構う必要はない。あなたは沢山の人があなたのことを必要としているんですから」
「必要としているですか。それは私ではなく天才としての実力をもつ私でしょ?もううんざりです」
コープスは男に呆れたように言った。
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