DARCLONE
ハッピーさん
第一章 -脱獄編-
Ep.1 起床、刑務所にて
今から君たちに語るものは私が約2700年の間生きて来た中での1人の男とそして仲間たちの物語である。
約700年前、正確な日付2021/1/25,17:53に過去前例のない大地震『第一次世界大地震』が起こる。規模は名前の通り地球全体死者数は人口の半数以上...人類は終わったかのように思われたが、同日18:12マリノア,ビギイズ州,オルノシアタウンにて気絶したライノス•マリパス氏より半径1km以内の町の損傷が完全に回復しているのを軍が確認、その後人間は皆能力を持ち生まれるようになる。
_________________________________________
「はっ!」
2734/2/3,am7:25犯罪能力者隔離所『ブレインウァッシィン』7号棟-7-23 マホクロ=ダーカー起床。
???「大丈夫ーー?死んでない?」
硬いベッドの上で目を覚ます腹部に激痛が走る感覚がし完全に脳が起きる。
痛みを感じながら即座に腹部を見ると女性が凄い勢いで腹を殴りまくっている。
マホクロ「ふぐぁっ!ちょっ、まっ!」
死んでないかと心配しながら殴りまくる女性にマッタをかけ、起き上がる。
マホクロ「待って待って...ゲホッ、ちょあんた誰?ゲホッ」
???「あー良かった私の心臓マッサージが効いたようね!」
フロス「私はフロス、あなたは?」
涙目になりながらも
マホクロ「俺は、マホクロだゲホッ」
「てか、心臓マッサージってのは腹じゃなくて胸ら辺を押す奴だから!あと、殴るな!」
フロス「へー、よく分からないけど元気そうだね!宜しく!マホクロ!」
とてつもなく適当に返事を返される。
ここは二人部屋だろうか、こんな感じのやつとずっと同じ牢獄にいたら気が狂うかもしれない。あと、俺にはまだしなきゃいけないことがある、脱獄しなければ。
一人では不可能だろう、こいつは...協力できるような感じではないか...
フロス「さぁ、来なさい朝の点呼の時間よ先輩である私が連れて行ってあげるわ!」
マホクロ「、、、あぁ、ありがとう」
少しだけ痛みも治ったので立ち上がりフロスについて行く、
マホクロ「そういや、先輩って言ってるがいつから居るんだ?ここに」
フロス「3日前よ」
3日前かぁ...
マホクロ「え、3日前?それは先輩なのか?」
フロス「1日でも早いから先輩なのよ、まぁマホクロも3日前から居たっちゃ居たわよ3日も寝てたけど」
フロス「どんなことがあったのよ?」
3日寝ていた?なぜ俺が?そう言えば、腹を出すだす殴られたりした衝撃で忘れていたが、いつ俺は警察とかに捕まった?
まぁ、それ相応の事はしたかもしれないが...記憶が曖昧すぎるあの時は満身創痍である記憶はあの野郎を...
いや、考えるのはよそう胸糞が悪い。そんな事より、きっとここに居るのは混乱状態の俺を気絶とかさせてこの牢獄に入れ込んだんだろう。
マホクロ「まじか、そんなに...どんなことってのは...」
言葉に詰まるあまり言いたくは無い
フロス「良いのよ大丈夫、まぁ色々あったのね」
察して聞くのをやめてくれた、案外良い奴なのだろうか。頭がバグる
フロスに連れて行かれ、そこで点呼が行われる。特に名前を呼ばれて答えるだけなのでそこまで説明する事はない。
そして点呼が終わり囚人達が解散していく。
そして歩きながら会話をする。
フロス「さぁて、こう言うのは普通警官が説明してくれる物だと思うけど...この刑務所では、朝の点呼→朝食→作業→自由時間→夕食→睡眠の順番が1日のスケジュールよ。あ、あと行ってないんじゃなくて昼食はないわよ」
マホクロ「え、昼食ないの?まぁ普段からあんま食べてるわけじゃ無いから良いけど」
作業があるのに昼食が無いのは酷な気がするがまぁ良い。
フロス「さて、食堂へ行きましょうか。あんまり美味しくは無いけど...」
そう言われると食べる気が少し失せる。
少し歩くと食堂に着いた。
マホクロ「ここかぁ」
フロス「ええ、あそこで食べ物を貰うのよ。」
二人とも朝食を貰う。席に座りまずいと言う前情報を頭の隅に追いやり思い切って食べてみる。
マホクロ「...まずい」
フロス「でしょぉ、なんか味が中途半端にあるけど薄くも無いし濃くもないし丁度良くもないし...」
フロスと同じ感想だあまりにもまずい、不味いとは言ったがどちらかと言うと美味しく無いだ、そのままの意味完全に不味いわけでは無いが美味しく無い
マホクロ「言った通りだなぁ...」
フロス「こういうのは一気に食べれば良いのよ!」
そう言いながらフロスは全て口へ入れ込み、ハムスターのようになる。
マホクロ「大丈夫か!?そんな一気に食べて」
フロス「ひゃっふいほぉーふぅほ」
マホクロ「まともに喋れてないじゃ無いか」
フロス「ゴクンッうーん、凄い不味かった...さて、マホクロもさっさと食べなさい作業は多分違う班だろうけど頑張って!私は先に行くね、それじゃ!」
マホクロ「あー!ちょっと待って!」
そう言った頃には既に消えていた。まだ聞きたい事はあったのだが...
マホクロ「、、、俺も一気に食べるか」
これからマホクロという男の
coming soon...
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます