愛
好きだとか愛してるだとかそんな言葉は必要ない
きっといつかは消えてなくなるそんな言葉
むやみに口にしないで
永遠はないのだから。
私は造花ではない。
いつまでも綺麗ではいられない
ただ、命がないその造花を
花にそっくり似せたものを
取り扱いやすいからと
人は好んで買っていく。
だから枯れていく花を見て
私は命をおもう。愛をおもう。
愛の軽薄さと、命を重んじない人たちと、
私は愛をまだ知らない
きっとあなたも、知らないままで
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