第13話
笑いたい時に面白いものを見れば笑えるし癒されたい時に好きなものを見れば癒されるし感動したい時に感動ものを見れば心は震える。でも怒りたい時はどうすればいいのだろう。腹の中で沸々と沸いているものを蒸発させるにはどうすればいいのだろう。腹の中で冷めるのを待つか。それもいいだろう、繰り返していくうちに腐り切ったものになるだけだ。そしてその腐敗したものを腹に抱えたまま生きていれば免疫がつく。自分が自分でなくなっていくのを時々振り返って気付きながらもがいていつか自分らしい自分になれる日が来る事を願って。嫌なやつでも他人になんて思われようとそんなのどうでもいい。人の感情に振り回されずに自分を守って自分を愛して、自分が得をする事だけを考えて楽して人任せで都合のいい時だけ人に媚び売って愛想笑いしていいとこ取りで自分が一番可愛くてだらしなくても誰にも文句を言われずに好きな事だけして生きたい人生だった。
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