短歌

星空ゆめ

第一首 空の身体に...

から身体からだの光集めてこれでどうせぇいうねん



 詠みはじめた頃のやつ。この頃はマジで1日も働かずに毎日ごろごろしていた(今と大差ないけど)ので、当然昼夜逆転して朝日を拝むことは滅多になくなったんだけど、たまたま早起きした日に浴びた朝日から詠んだ歌。


 「空の身体」というのは何者でもない無職の自分を表した語で、「陽の光」はそのまま朝日の意。


 スピ系でなくても陽の光にはなにやら生きるための活力のようなものを感じると思う。そもそも人は陽の光を浴びないと正常に動作できないので、スピでもなんでもなく陽の光が活力に直結するのは事実としてある。しかし、活動するあてのない活力の行先はどこなのか。行動を起こさない「空の身体」、それに活力となる陽の光を「集めた」ところでどうすればいいのか。どうにもならん、どうせぇいうねん。


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