『弁当男子の白石くん』を読みました。(有益度★★★★)
皆さん、お久しぶりです。
近況ノートやTwitter改めXではたまに生存報告をしていましたが、小説やエッセイは全く更新していませんでした。
というのも、一人孤独に原稿を書いていたからなんですね。
担当編集者さんにプロットを提出し、執筆GOサインをいただいてから、だいたい2ヶ月くらいですか。
カクヨムやハーメルンで読者の方にお待ちいただいていない状態での執筆というのがまー捗らない捗らない。
内容的にもサクサク書き進めることができないタイプのもので何度も前の章に戻っては伏線や整合性を確認するという作業が発生するので、連載のように書けなかったということもあります。
が、なんとかかんとか初稿は上がりまして。提出をしたので、まだここから地獄の加筆修正はありますし、修正のチャンスすらもらえずボツになる可能性もあるわけですが、ちょっとだけ休憩をしようということで積んでいた本を読んだわけです。
ここから本題。
今日読んだのは月森乙先生の『弁当男子の白石くん』。
面白かったんですけど、装丁見て想像してたのと全然違ってて衝撃受けましたね。
もっと可愛くてポップなお話かと思ったら、家庭環境の話が重たい重たい。恋愛絡みの展開もライトじゃない。
途中で何回もカバーイラスト見返して、あなたたちそういう人なん?って問いかけてしまう。
とにかくドラマが重厚で、先が気になるから読み終わらないと寝られないやつでした。
終盤、これ残りのページ数でちゃんと上手いこといく?ってものすごく不安になったんですけど最後まで読んでよかったです。
やっぱり愛と弁当が世界を救うんですよ。
私自身はグルメ物ってグルメでもなんでもないキショい呪物を食べる作品しか書いたことなかったので勉強になったんですけど、食べ物の使い方とか作中での重要度のバランスとかは色々とバリエーション出せるかもしれないなと思いました。意外と奥が深い。グルメジャンル。
流石、大賞受賞作。
オススメです。
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