賞なし新人の苦難(有益度★★)
基本なんの文句もないんですよ。
作家デビューに際して、すべてに感謝!っていう感じです。
憧れのKADOKAWA。
角川書店、角川ホラーブランドという箔。
担当編集者さんは優秀で優しい。
イラストレーターさんも装丁家さんも素晴らしいお仕事をしてくれる。
ただ初版部数はちょっと控えめですな……とは思ってます。
得体の知れない新人の本なんて売れないんだから、そんなに刷るわけないだろ!調子のんな!って思いますよね。私も思います。
このくらいかな?っていう数字を頭に思い浮かべてください。
思い浮かべましたか?
たぶん、その半分くらいだと思いますね。
実際、担当編集者さんにはぶっちゃけこの数では全国の書店には行き渡らないです、とはっきり言われてます。
この数字ってちょっと少ないんだろうなとは思ったんですけど、あーやっぱり全国の書店に行き渡らないようなレベルなのかぁと。
私はめちゃくちゃ本買う方なのでこの立場になるまで出版不況っていうのに実感がなかったんですよねぇ。
いや、定価はかなり上がってきてて、ちょっとキツいなって思うこともあるんですけど、初版部数が減ってるのか、資材費の高騰なのかっていうのはあんまり消費者側には関係ないというか欲しいなら買うっていうだけなのでそこまで強く意識してなかったんですよ。
ひと昔前と比べると初版部数っていうのはかなり少なくなってるそうです。
で、素晴らしい装丁をいただいてですね、これは書店で見た人みんな一目ぼれしちゃうね!って思ったところで、そもそも書店店頭に行き渡ってないんかいと。
並ばんのやったら、そもそも出会いがないやないかと。
初版がある程度売れて、重版がかかってやっと全国の書店でお目にかかれるらしいんですが、そもそも見かけないものが売れるのってかなり難しくないかなぁと。
そんなわけで私も担当編集者さんもTwitterでめちゃくちゃ予約推奨しまくっているわけなんですね。
書店店頭でご予約いただくと書店さんもこれ売れそうかな?入荷しようかな?ってなって、店頭で売れて、重版がかかるという好循環になるだろうと信じているわけです。
というわけで、発売したら買おうと思ってくださっている皆さん。
たぶん、都心の大型書店がお近くにない方は、ご近所の書店に入荷するかはけっこう怪しいのでぜひご予約をお願いいたしまする。
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