SFって難しいですよね。あとS級参考資料の話(有益度★★★★)

 SFって難しいですよねぇ。

 わっかんねーなーと思いながら読んでいるし、書いている。

 最後までちゃんと読んだ上でさっぱりわからんかった……とか全然ある。

 でもけっこう好きなジャンルですね。

 決して詳しいわけではないんですけど。

 というかよく考えたら別に詳しいジャンルとかなかった。

 特定のジャンルを掘り下げて勉強してこなかったんですよね。

 基礎的なところはギリギリおさえられてるかなぁ……下限くらいで。

 たとえば、SFでいうと『星を継ぐ者』とか『夏への扉』は読んでますよとか、『2001年宇宙の旅』とか『スターウォーズ』は観てますよとかそんなレベル。

 こういうレジェンド的な作品はざっくりとした知識だけでもないとパロディとかそこから派生した作品とかが理解できなかったりするので、別にSFがどうこう関係なく知らないよりは知っていた方がいいんじゃないかなぁという気がします。


 さて、しかし自分で書くとなるとやっぱり『サイエンスフィクション』より『すこしふしぎ』寄りにはなってきますね。

 ふしぎな技術や現象によって巻き起こる何かが描きたいという気持ちが強いです。その技術や現象がどういう理屈のものなのかっていうことを描くと前者に寄ってきますし、どんどん難しくなってくる気がします。


 ちなみに私はド文系で科学とか全然わかんないのに、えいや!でサイバーパンクSFっぽい何かを書いたりするんですが、その時に参考にするのがですね『サイバーパンクRED』という本なんですよ。

 これはサイバーパンクの世界でTRPGを遊ぶための本なので当然世界観からキャラクターの作り方まで網羅されてるんですね。

 すごい情報量・バリエーション。この本に載っていることの組み合わせだけでも相当レベルが高いサイバーパンクのシナリオ・小説作れると思います。

 別にTRPGのルールブックや資料として使わずただ読んでるだけでもオモシロいですからね。

 めちゃくちゃすごい本だと思います。

 唯一の欠点は7000円することですね。内容考えたら全然高くはないと思うんですけど、それでも一撃7000円はかなり覚悟がいる金額ですね。


 ちなみにこのサイバーパンクシリーズっていうのはもともとサイバーパンク2.0.2.0.という作品があって、このREDがあって、PS4・PS5・Steamのサイバーパンク2077があるわけで時系列的には中間にあたるわけなので、ゲームのサイバーパンク2077が最新作ということになります。

 ビジュアル的にはやっぱりゲームの方がわかりやすくていいですね。

 私はこのゲームが大好きでしてね。細かいサイドクエストも全部クリアしてます。

 すごい名作で今は発売当時のバグも修正されているので非常にオススメなんですが、いわゆるFPSジャンルのゲームなのでゲームが苦手という人にはかなりハードルが高いので、ご興味をお持ちの方は動画とかでご覧いただければと。


 2077の設定資料集も内容が充実していて良書なんですが、キャラクターメイキングとか武器や技術のカタログ的な要素はないのでこちらはゲームの副読本的なものかなと。

 ちなみに本エッセイはこのサイバーパンク2077の設定資料集を読んで、ディストピア世界の独立メディア風にしてます。そういう体の設定資料集なんですね。

 そういうメディアっぽい文体にしたりっていうのは早々に諦めたのでけっきょくなんの意味もなかったんですが……。

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