『エル・ブレイク』~俺の後輩達がやってるゲームをやる事になったんだけど、ゲームはともかく後輩が可愛くて今日もヤバイ~とか思ってたら、全員家に来ることになったんだが!?今日から同棲生活?!
常闇の霊夜
第1話『高校二年の夏』
高校二年生の夏……。夏と言う時期は好きだぜ?夏休みがあるからな。夏休みが好きな理由?そりゃまぁ……。
「せんぱーい!おはようっす~!」
「よぉ、おはよう。今日もいい天気だなぁ」
コイツらと一緒にいれるからだ。俺が二年生になって、すぐ出来た後輩がいる。それがこいつ、『
「そうっすね!あ、先輩、今日もウチに来ます?」
「どうするかなぁ……」
「ヘイ!『
考えていると、前から来たもう一人の後輩、『リル・ゴールド』がいきなりハグをしてくる。アメリカから来た可愛い奴である。金髪ムチムチで、服が悲鳴を上げている。やはり身長2メートル越えは伊達ではない。それにおっぱいがデカいので、この位置だと胸が顔に直撃するうわぁやわらかいなぁ!
「むぅ!リルちゃん!先輩はウチが最初に誘ったんすよ!」
「まぁまぁ……。と、とりあえず放してくれリル」
「ハイ!デハ里奈も……」
「あっちょっとウチは……ふひゃぁ!?」
ふぅ、リルのハグはヤバいな。あの体であのハグだからな、襲われても仕方ないと思うが……。俺がいるからな。あいつはいい後輩だから、命を賭してでも守る価値がある。里奈ももちろんな。しかし、あと一人いたはずだが……。今日は来てない感じ?
「ほどほどにしてやれよー」
そう言っていると、誰かに服を掴まれる感触がする。どうやら来たらしい。振り向いてみると、三人目の後輩である『
「……ん、……来た……」
「はい、今日も偉いね」
「……ん♡」
こいつは俺に頭を撫でられるのが好きらしい。可愛いね。それはそうと、そろそろ学校に行かないと不味いのでは?時計時計……。
「あっ!」
「どうしたの!?」
「ワッツ!?」
「……きゅう」
「時間が無い!走るぞ!」
「げ、もうそんな時間なんすかぁ?!分かったっす!」
まぁこんな感じだよ、俺の日常は。可愛い後輩三人に囲まれて毎日最強に楽しいからな!しかし、この時俺は知らなかった。まさか俺が楽しみにしていた夏休みで、とんでもないことが起きることになると……。
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