【出口戦略】退職後の資産の取り崩し方
これは今日電話でデビューさんと話した内容とほぼ重なるわけだが、
みんなにもわかりやすく解説しよう。
まず、出口戦略は投資している人の年齢(配偶者含む)によって変わる。
多くの家庭では旦那さんの退職時年齢に応じて夫婦の退職後の生活が始まるだろう。独身者(離婚や配偶者の死別含む)の場合はもっと気楽に考えていい。
自分が満65歳を迎えるまでの投資期間がどのくらいあるのか?
①投資期間の短い人
②投資期間の長い人
③投資期間がすごく長い人
以上の三種類に分けて解説しよう。
①投資期間の短い人(退職まで5年未満)
(^▽^) βヘッジ(日経との連動性を失わせる)が有効となる。
(筆者の「分散」「低減」blackさんの「安定」「インカム」など)
βヘッジをして資産額の変動を抑え、下落相場でも売却可能な状態を維持する。
(^▽^) 高配当資産が有効となる。老後間際になって株高を狙う必要はなく、
【配当が必ず払われること】【減配しないこと】が有効となる。
増えるではなく、減らないことが第一となる。
※あえて誰とは言わないが、老後間際になって資産をナスダックとSP500のみで構成し、日銀利上げ、欧米利下げ間際のこの時期に、為替ヘッジもつけてない輩は、
まさしく大うつけ(大馬鹿のこと)である。資産の価値をまるでわかってない。
(^▽^)グロース株を持つなとまではいわない。夢を得るために一定数持っていてよいが、生活不足分を補うために何らかの資産を売却する場合は、グロース株を優先的に売り、高配当バリュー、リートは最後まで残すことが有効となる。老後に必要なのは日々変動する株価(キャピタル)ではなく、配当のキャッシュインである。
(^▽^)老後に不足する生活費の補填には配当金、分配金を引き出して使用する。
資産を売る必要がない場合は保持し、翌年も成長させ新たな配当を得る。
【投資元本を保全し、毎年の配当を得続けることが理想】
もし配当金が余った場合は再投資に回すか、娯楽(夫婦で旅行など)に回す。
【投資元本を維持できるならば、株は長期で自律成長してく】
この場合、満65歳を迎えて満85歳まで健在ならば、グロース株はこの間、
20年間の成長期を経て株価2~3倍になる可能性がある。
(グロース株の成長速度は5年単位となる。5年間の経済循環の他に
莫大な設備投資や研究開発が利益に貢献するのにも5年はかかる)
株を売らずに持ち続けられるなら、老後でもグロース株長期投資は可能である。
仮に満100歳まで生きたなら、満65歳から計算しても投資期間が35年もある。
(*´ω`)
保有資産を決して売らないとする。配当(分配)は全額おろしたとする。
資産の成長平均が7%だとしたら、配当相当分の3%を引いて4%の自律成長。
(成長 = トータルリターン = 配当と含み益)
資産額が3,000万とする。
投資期間を満65歳~85歳とする。
年利4%(配当は全額引き出すため、再投資分は0とする)とする。
満85歳時、3,000万円が【6,570万円】となる。
配当再投資をしないとしても、含み益が増えて以上の結果となる。
このように投資元本を引き出さない場合、勝手に資産額が増えていくのだ。
資産額が4,000万の場合、上と同じ条件で【8,764万円】となる。
限りなく富裕層に近い状態の準富裕層となる。
(*ノωノ)配当を引き出したら私の資産がやばい……と思う人もいるかもしれないが、
まったくそんなことはない。むしろ増えている。なぜなら【投資元本が増えているからだ】現実的には長期停滞したニデックの株価、米利上げの影響を受けたJリートの株安が改善されてリターンが数年内に爆発的に増えることが予想される。
ニデックは過去最高益を更新、Jリートは過去最高の分配金を更新中である。
②投資期間の長い人(満65歳まで10年以上ある人)
(^▽^)グロース株の長期投資が有効となる。
グロース株の成長単位5年を2度にわたって経験できる。
圧倒的な株高となる可能性が高い。
グロース株の長期リターンは、高配当バリューを大幅に超える可能性がある。
(ただし、銘柄に寄るので一概には言えないが)
10年単位のグロース株の含み益の増大は、低配当を補って有り余る。
(^▽^) 老後の不足資金を、グロース株の売却によって補うことができる。
例:不足資金50万。時価60万の株を売却(税引き後50万)
グロース株集中投資の場合、複数単元持ってる株を数年かけて分けて売ることが可能。期間を分けて売ることで、「売却価格の平準化」 が可能。
極端に安い価格で売るリスクを殺すことができる。ドルコスト平均法の応用。
翌年以降にさらに株高になった場合は「売り上がり」によって利益が増大。
この場合【主に高配当株から得られる配当金は、そのまま全額再投資することが可能。満65歳時でも、追加入金なしでも新しい株を買い続けられる。高配当株を買い増しして配当金を増やし続けることが可能。グロースを買うメリットなし】
(^▽^) グロース株を利益確定することですべて処分し、その分のお金を高配当資産に一極集中することも可能。すべての資産を保全し、配当金だけを引き下ろすことも可能。選択肢は広い。筆者の選定した銘柄なら、今から10年後は全銘柄が大幅な含み益となってる可能性が高い。株高の株を一部売って夫婦でクルーズ船の旅をすることも可能。
※多くの投資の自称玄人(SP500名人)などは、株の買い方だけは巧みでも株の売り方、出口戦略は考えてない場合が多い。資産運用とは利益確定まできっちりとこなして一人前。刀を持っても敵の切り方を知らなければ侍とは呼べない。
グロース株の利益確定は「必殺の刀」である。必ず(利益を)とる。
③投資期間がすごく長い人 (退職まで20年以上ある)
(^▽^) ②の人と基本的には同じであり、ある一定額の資産規模を持つ人なら
追加入金なしでも勝手に資産が増えていく。
ただし、期間が長い場合に特有のリスクがある。
・世界経済が変わってしまうリスク。
(^▽^) 最も怖いのは、世界経済が変わってしまうリスクだ。
筆者は現在37歳。満85歳までの運用期間は「48年」もある。
48年後にどの日本企業が今の優位を保っているか、現時点では想像できず。
よって多くの者は世界情勢の変動の恐怖、銘柄選定が困難なため、TOPIXの
ETFを買うことが最適だと申す。しかし筆者はアクティブの運用を志す。
【確かなことは、米国は2050年までに覇権国の地位から転落することだ。
中国がその代わりとして台頭することだろう。新しい世界秩序は大中華圏を中心として形成される。SP500で老後安泰説を信じる奴らは言語道断の馬鹿者だ】
トヨタは今でこそ世界最高の自動車メーカーだが、中国企業、インド企業、ベトナム企業などの躍進によってその地位がどう揺らぐがわからないため、20~40年後の長期投資では銘柄の入れ替えは必至である。現在保持している銘柄は徹底したファンダ分析による厳選したものであるが、企業の競争優位性が40年後の世界で通用する可能性は全くない。よって運用担当者は決算分析に力を入れる必要がある。
そこで有効な資産配分は、全株式を同額で幅広く横に並べることだ。
あらゆる優良株式を業種別にこれでもか、とくらいに買いまくれば超長期リスクは低減する。直近の例では住友化学、AGCのごとき不良株が発生しても何ら問題がななかった。むしろ新しい株が買えて満足である。
【株の戦において、防衛の時は陣は横に広く展開しろ。株を横に広く張ることで防御力が増す。逆に一点に集中することは10年先の勝利を確実視する必殺の陣である。1941年12月8日。南雲空母機動艦隊は主力空母6隻、艦載機370機を集中運用してハワイ真珠湾にいるアメリカ太平洋艦隊を1日で壊滅させた】
(^▽^)以上を踏まえ、筆者は日興証券「日本成長株式」にて「野村アクティブETF」を買っている。野村の優秀らしい担当者たちが銘柄選定を自由にやってくれているので、万が一筆者の銘柄選定能力が衰えても大丈夫だろう。「分散」「低減」にてインド、中国、タイ、ブラジルなどの指数ETFも保持している。これら外国籍のETFでも銘柄の入れ替えは自動で行われるので便利だ。
筆者は自己運用者だが、それでもあえて「指数やプロの運用を買う」ことも
オルタナティブ投資(代替投資)の一種であると定義している。
(*´ω`)
それぞれの立場の違い(投資期間)によるリスク・リターンの差異。
※経営者リスク(AGCのように赤字体質の企業になること、社長の独裁体制による業績悪化、社長の交代の失敗など。保有期間が長くなるほど発生する)
短い人
企業の経営者リスク、世界経済の変動リスク、為替リスクの少なさが有利。
投資期間が短いのでグロース株投資に不利。高配当バリュー株が有利。
すでに上昇相場に突入した日本株を現在保持しているなら安全安心。
満80歳まで日本株の優勢が継続する可能性がかなり高い。
年金支給額は現時点で確定している。生活不足金の試算が直ちに可能。
不足分相当の年間配当が得られるなら老後破産の可能性は0となる。
その後は、「資産の自律成長の速度 >自民党の悪さ」となるだろう。
長い人
リスクリターンがちょうど真ん中。ある意味、最も投資がしやすい。
向こう10年先まで上昇相場が期待できる日本株のみの運用で問題ない。
逆に直近でAIバブル形成中の米国株投資はお勧めしない。
年金支給額は現時点で確定しつつある。生活不足金の試算がほぼ可能である。
具体的にはデビューさんの老後の老後破産の可能性は0.00001%もない。
すごく長い人。
企業の経営者リスク、世界経済の変動リスク、為替リスクの大きさが不利。
投資期間がすごく長いのでグロース株全額投資でも問題ない。投資期間が長いことで資産の自律成長が時間の経過とともに爆発的に加速していく。満65歳時に世界情勢が一変してる可能性が高く、現在の投資常識が通用しないことが考えられる。年金支給額が不明であり、老後の不足金額が計算できないためストレスとなる。
(*´ω`)
これらの人は、自民党がどんな悪事を働こうが投資リターンの増大がそれを上回り、
最終的には自民党の政策にさえ興味を持たなくなるだろう。今まで通りの資産運用を継続して問題ない。自民党の悪さよりも、明日からどの株を安値で買うかに神経を使うべきだろう。税金の強盗集団と化した(令和新選組の言)自民党の悪だくみより資産の増加速度を高めて逃げ切るのだ。君たちにとって奴らはコソ泥に過ぎない。
(*´ω`)全員にとって健康維持による長寿こそが運用リターンを最も増大させる。
我々3名はすでに資産を十分に持っている。
「資産額」よりも「運用期間」の延長がリターンを最大化させることを忘れないように。事故、怪我、病気をするリスクを最小化させ「付き合う必要のない人間」
とも全力で距離を置くこと。夫婦が仲良く暮らすこと。これらは最低条件だ。
喧嘩も避けろ。怒鳴られると脳が委縮して寿命を減らす。足を使え。老後は歩かない人から順番に痴ほう症になっていく。朝起きて食事をして掃除をしたら外に出て散歩だ。
外が暑くても寒くても風が吹こうと肌感覚を得ることが痴ほう症の最大要望となる。人間の末梢神経系は指先や皮膚に宿る。末梢神経系がマヒしたらボケてしまう。女性なら料理の他に裁縫、小物つくりなど指先を使う趣味が大変に有効。
ラジオ体操の3分間は、運動理論における合理性の極みである。
室内にこもってテレビを観るだけの状態は「死ぬ」ことと同義。
金融ニュースや企業のIR情報も暇な時にどんどん読んで脳の勉強もしよう。
俺は満65歳になったらアラビア語の発音や読み書きの勉強をしようと思っている。
「自分の資産額を他人にばらす。兄弟、子供、親戚、孫にばらす」これも致命的な結果を招くことになる。絶対に避けること。
「お金がなくて困ってます…」親族にはあえて貧乏を装うことが最適だ。日本では老後破産者が続出しホームレスが爆発的に増えるだろう。
【いかにも金持ちの格好をしたご婦人は、貧困者による略奪暴行の対象となることは必至である。次の時代の日本は、超大金持ちと貧乏人によって2分される。その中間は、ほぼいない。治安の悪化により都市部の夜間は「幕末の京都」のごとき血しぶきの吹き荒れる魔界となることも覚悟せよ。夜は家から出るな】
外出着はしまむら、ユニクロ、ジーユーなどの衣装が推奨となる。エルメスやグッチが欲しくて買っても自宅の棚に飾っておくことだ。君たちは老後までに大変な苦労をしてお金を貯めてきた。俺の考えに賛同して資産を運用してきた。贅沢はしてもいい。君たちは西洋列強国の高級ブランドを身に着けるに値する女性だ。だが決して見せびらかすな。参考までに俺の普段の外出着はしまむらで買ったランニングシャツ
800円、ワークマンで買った作業でも使える半ズボン1,200円である。
学童と変わらぬ恰好をして街を歩くが、自宅では高度な資産運用を行っている。
ただし、デビューさんの旦那さんは自分の楽しみのためのお金さえ犠牲にして
資産運用のための資産を積み続けている。老後、旦那さんにはさぞかし贅沢な褒美を用意してあげることだ。それだけのお金を彼は提供している。運用を担当しているデビューさん自身にも褒美が必要だ。人前で目立たぬ範囲で存分に楽しむがよい。
日本郵船のクルーズ船の割引券は夫婦の長年の労を労わるのに十分すぎるだろう。
船の上では大金持ちしかいないので遠慮なく着飾れるぞ。
資産家の場合は、実在の知り合いや友達よりも、SNS上の他人とのあたり触りのない関係の方が好ましいと思われる。金を持つことで対人トラブルの種は絶えない。
君たちは自然と他人からの嫉妬、妬み、憎しみの対処となってしまうのだ。
退職後もあまり会社の知り合いや同僚とは関わるべきではない。トラブルのもとになるぞ。計画通りに老後資産運用に成功した人は、筆者を見習って貧困世帯の子供に寄付することも視野に入れること。もちろん旅行など自分の楽しみに使っても構わない。
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