筆者の家計の管理について

我が家での財産管理は分業制となっており、

銀行に近い状態で運用している。


現金(家族全員の預貯金口座)や生命保険は母が一括で管理。

株や債券の資産運用は委員長。今後は父の遊んでるお金も運用するか検討してる。

姉は独自に資産運用(米国株投資と優待株)をしてるようだが、

母からの信用がなく家計の財産からは除外して計算されている。


委員長は今までの稼いだ給料をすべて母に預け、管理を任せている。

俺は資産運用に全力を注いでいるために、

毎月の給料明細を見るのを2019年からやめてしまった。

現在のアマゾンでいくら稼いだのかも実は知らないし、

一生増えない給料に気を揉むよりも市場の調査をした方が有益だ。


父はお金に管理に関しては結婚後35年以上何もしてないので

自分の財産がいくらあるのかも知らないようだ。


「世間のインフレがひどいそうだ。うちはお金がなくて困ってるんじゃないのか!」

「スーパーで5,000円も買い物(農村住まいなのでまとめ買い)したのか? 

 うちは明日から食べていくものがなくなるぞ!!」


と貧乏乞食のようなことを言ってるアホなので家族から見下されている。

きっと脳の病気なのだろう。


母は現役時代に顧客の預金通帳を扱っていた人間なのでプロだ。

家族全員の財産を預けるに相当する。母はその気になれば日本政府のように

家族のお金を使いたい放題、遊びたい放題なのだが、

無駄遣いをしたことは過去に一度もない。するわけがない。


父はすでに自分のキャッシュカードがどこにあるのかすら忘れて

しまっているが、お金を使うことが苦痛なのだ。きっと死ぬまで

お金を使わないつもりなのだろう。ならば俺が運用するべきか。


我が家には毎年の決算がある。これは委員長と母の二人だけで行う。

毎年6月と12月末に、現金と金融商品(株や保険)の残高を確認する。

母が半年ごとでは面倒と言うので今年からは12月のみとすることにした。


この際に預け先の銀行や証券会社に問題がないかも話し合う。

仮にこの時点で問題のある金融機関があった場合はお金を全額引き出してしまう。

繰り返すが、みずほの我が家での与信はゼロだ。


決算後に家計のバランスシート(資産から負債を差し引いた純資産)を

作成し、各自で密かに保存する。


そのうえで、次年度の予定を立てる。

固定支出は年間単位で計算済み(インフレや増税による調整が必要)

だが、大事なことは変動支出を見積もることだ。


変動支出とは、例えば家電や車の買い替え、家の修繕費などだ。

耐用年数を計算して家電は8年、車は10年程度と見積もる。

家電は買った時期をノートなどに書いておくのが重要だ。

レシートや保証書を張り付けても良い。


また事故やケガなどの突発的な支出も発生するかもしれないが、

保険である程度は補う。家事や地震が一番困るかな。


我が家の現金残高の理想は、明日家屋が完全に倒壊しても

直ちに建て直せるだけのお金があること。投資中の金融商品が含み益の

状態ならば、これも売却してお金の補填ができるためにさらに安心するわけだ。


その年の支出の想定額は、昨年度の12月時点で見積もる。

そこから余剰と判断したお金を有価証券への投資に回す。

母は若い頃に定期預金で資産運用をしていたが、それが超低金利になり

利益が実質ゼロになったので委員長にお金を預けることにしたのだ。


家族全員の健康状態にもチェックが必要だ。

お金が増えても実はガンになってましたでは話にならない。

まず第一に運動や作業をして体を動かす。

食生活にも気を使って健康を維持することだ。

我が家は米農家、野菜農家のため食生活は問題ない。


派遣やパートで働く同僚たちは、毎月の給料が入ると

血ナマコになってATMに殺到するようだが、

いわゆるその次元の人間たちはおそらく金持ちにはなれない。

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