転生したら陰陽師(激弱)
@kaichouayatori
幼少期編!!
第1話 【悲報】俺氏弱すぎ
やぁみんな、僕は普通の3歳の少年だよ。
突然だけど陰陽師と言ったらどう言ったイメージがあるかな?
やっぱり鬼強ェ式神やダイナミックな陰陽術を駆使してバッタバッタと妖怪や妖魔を祓いまくり、みたいなイメージかな?
そこに転生の要素が加わったら
赤ちゃんの頃から体の中の霊力だのなんだのの使い方をマスターして、容量増やして、挙句美少女に惚れられるーなんて事になるかもしれない。
……したかったよ
俺だっで俺TUEEEじだか"っだよ"!!!!!
美少女とイチャコラしたかったよ!!?!?
だが体がそれを許さない!
許してくれない…
何故かお教えしよう。
なんとこの体、霊力欠乏症って言う持病みたいな物があって、それのせいで動き回ることもままならない。霊力欠乏症にも色々種類があるんだが今は、まぁ、良い。
簡単に説明すると俺の体を車に見立てて聞いてくれ、もちろん車の中にはエンジンとエンジンにくっついている燃料タンクがある、霊力が少しずつ補給され続けるガソリンだ。
霊力は日々生きる為に少しずつ消費されている。
ただこの霊力の補給量が一般のそれじゃない人達もいて、生きる上で消費しても余分に余って術に応用できる人達がいる、それが陰陽師。
だが俺のエンジンは燃費が悪くてな?補給されるスピードと使われるスピードが噛み合ってないんだ。
普通の人(子)は
霊力ができる→タンク→エンジン→生存に使う霊力
補給される1→3の容量→1のエレルギーを出力→生存のために使われる1のエネルギー
一般陰陽師(子)は
補給される5→20の容量→1のエネルギーを出力→生存の為1使われる
残った4を術として行使することが出来る 行使してない間はタンクいっぱいに貯めたあと諦めてダダ漏れにするか技術を磨いて補給量を調節したり
難しいそうだが術を使って隠すなんてことをしてる。………らしい
そして待ちに待った俺
補給される5→30の容量→なんか知らんが出力される4か5か6→生存の為に使われる1のエネルギー
残りのエネルギーをダダ漏れ
ひ ど す ぎ る
強いて良いところを挙げるならタンク容量が多い事、
体のタンクには最低1残ってなきゃ健康を保てないのだが常にギリギリなせいで体もガタガタ
5を補給して5とかを使うせいで生まれた時から誰かにつきっきりで見てもらわなければいけないし、補給も一人じゃままならないので他の人に霊力を流してもらうしかない、
…今そこの君、人から分けてもらえるんだったら限界まで入れて貰えばいいじゃんって思ったな?
できたらそうしてるんだよなぁ、
これがめんどくさい事に自分以外の霊力がタンクの半分を満たすと一時的に補給がストップするんだよなー、そうすると再び補給が始まるまでに全部使い切っちゃうんだよね。
なんでだよ(豹変)!!!
傷ができたりすると生命維持分の霊力が使われて【生命力】が維持される、
たまに医療じゃ説明つかない回復を見せる人がいるけどそれは体が後天的な理由で補給量が増えたからなんだって。
ちなみに歳を重ねるにつれ18までは霊力補給量が増えていく
それで人それぞれだが老いる事により減ってゆくのだ、
そんで霊力が完全に切れるとあの世行きさ。
すいません、そういや最初に普通の3歳とか言ったけど見栄を張りました。普通以下でやんす。
親が金持ちじゃなかったら定期的にタンク3分の1補給してくれるメイドさんがいないからやばかったね
体が不安定な為陰陽師(子)が集う幼稚園にも行けないし、つまらんなぁ
今はただただ歳を重ねて補給量を伸ばして1人でも生きてゆけるようにと考えていr「おぉ!おぉ!我が息子よ今日も下民のガキどもより発散しておるな!!!!」
寝転んでいた俺を恰幅の良い大柄な男性が俺を持ち上げた。この男の名は
俺のパパだ、陰陽師らしいが太ってるし成金っぽいし、腕は余りよくなさそう(決めつけ)
多分副業で稼いでるんでしょ、知らんけど(適当)
うちのパパは俺に対して凄く優しいんだけどうるさいんだよね、後パパ呼びじゃないと余計にうるさい、あと金持ちじゃない人のことを下民と言う、王族かなんかなん?
「あーパパうるさい」
「なんと!!すまなかったなァ!?」
「パパホントにうるさい」
「すまん!!だが!良い知らせがあるぞ!」
ろくな事じゃなさそうだなまぁ聞くだけ聞くか
「んー?なーに?」
「なんと!!!幼稚園に行けるぞ!!!!」
「なんだって!?!!??!」
ろくな事でした!!
「その発声こそ我が息子よォ!!!!!!!!」
「うるさいわよ!もうちょっと静かにできないの!?法越ちゃんにも貴方の悪い癖が着いちゃってるじゃない!」
法越は俺の名だ。フルネーム、
そして今、パパを注意したのがママだ名前は
もともと名家出身の陰陽師らしいけど強かったのかは知らない。なんでパパと結婚したのかも知らない。
「でもなんで急に行けるようになったの?」
と聞くとパパが
「ようやく外付けの霊力タンクを特注で作ることが出来たのだ!!!」
長かった…とパパが外を遠い目で見ている。
「そうよー、パパが頑張って法越ちゃんがお外に出れるようになる道具を作ってきて貰ったの!だからそれが中に入っている車椅子に乗ってならって事なんだけど…行きたい?」
とママが小さい俺にもわかりやすく教えてくれる、
勿論!当然!
「行く!ぜっったい行く!」
俺はそう元気に返事をした。
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正式名称
ガソリン→霊力
タンク →霊力庫
エンジン→霊力炉
霊力欠乏症の種類とは
主人公の様に霊力炉がイカれてしまってるパターン
そもそも補給量が著しく少ないパターン
タンクが小さすぎてエネルギーを貯められないパターン
この三つですね。
生まれつきとなんらかの後天的な原因がある場合とありますが、
主人公は生まれつきだから、
原因を取り除きましたー
↓
本来の力が戻りましたー
↓
はい☆SAIKYOU☆
とはなりません。
逆に体が霊力を溜め込んでしまってうまく発散できない病気もあります。出すかは知らん。
次の話から少し子供っぽくなります。今回は説明でもあったからちょっと成長してる話口ですけど………精神年齢は体に引っ張られるし!子供扱いを3年も受け続けたら多少子供っぽくなるんだよ!!(と言うことでそこはミノガシテ)
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