天才忍者のVRMMOから始まる物語
Pgu
プロローグ?と修行!(途中バリクソ見にくいので最後だけ見るのも推奨します)
子供の頃から憧れていた――
物語に颯爽と登場する忍者が!
時には夜道を駆け…
時には情報を集め…
時には暗殺をし…
時には変装をして…
時には忍術や忍法で敵をなぎ倒し…
忍具等で敵を翻弄する。
そんな忍者が憧れだった。
あれはそう、5歳の頃…ある日友達に『まだ忍者なんて信じてるの?』と言われた事からに遡る。
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【回想】
「今回は皆の将来の夢を書いていこっか〜!紙は行き届いたかな〜?」
ある日、将来の夢を書く事になり幼稚園の先生が確認のため声を上げる。
自分はもうなりたいものを決めていた、だから迷わず配られた画用紙に『忍者』と書いた。
けれども幼稚園の頃よく遊んでいた友達の一人――今はA君と呼ぼう――がこちらに近付いてきて面白半分で小馬鹿にするように言った。
「お前はどうせ忍者だろ~?」
A君の言葉は当たっていて何故小馬鹿に言われたのか分からないまま言い返せず少しどもった声を出しながらうなずいた。
「そ、そうだけど…」
そんな言葉にA君はケラケラと笑いながら馬鹿にしてきた、
「お前まだ忍者なんて信じてるのかよ~!だっさ~w」
このA君の言葉にはかなりムカついたので自分も面白半分で小馬鹿にするように言う。
「お前だって仮面ライダー信じてるじゃん?」
自分の言葉にムキになって仮面ライダーはいる!とA君は言い張る、
「は?仮面ライダーはいるし~!」
自分は私情100%込めてお返しというよう馬鹿にした。
「ぷぷっ!お前まだ仮面ライダーなんて信じてるん?だっさ~w」
その後なんやかんやあって言い合いとなった、よくある園児の喧嘩、その喧嘩は先生の仲裁が入るまで続くこととなった。
先生が仲裁に入りお説教をされた後、自分はすぐ帰宅し、友達に居ないと言われて気になった忍者の有無を調べた。
そして調べて分かったことだが今の時代に忍者はいない、と言う事だった…
まぁ正確には居たのだが自分が想像していた忍法などは使えなかったので居ないということでいいだろう。
だが自分は…
それどころか心に火が付き、より強く忍者になりたいと思った。
だが思うだけでは時間が経つだけ…
ならば!
「早々に特訓開始じゃあ!」
どれだけ意気込んで頑張っても時間を停めることはできないので、自分は並行して練習をすることにした。
先ず【足並み十歩】から始め、【忍者走り】。
最初は腕が絡まったり、疲れにくくも早く走れる体制が分からなく、
とりあえず全力で走って直ぐにバテたりしたが…
3年もすれば習得できた、
4足歩行で違和感なく二足歩行よりも早く走る、足音を立てないで走る等の域まで到達した。
次に【水遁の術】を始めた。
最初は上手く息を吸いきれなく、溺れそうになったが…
2年で習得しストローからでも息を吸えるようになった。
次に【水蜘蛛の術】。
水の上に立つ、というのがかなり難しく、
数秒は立てるも何かがたりないと感じつつも、それが何かまでは分からなかった…
足並み十歩や忍者走りを習得してから感覚が分かり、
4年で習得し水の上で立つことが出来るようになった。
まぁ、その道中転んだりして大きな音を立ててしまい怒られたがそこは省略でいいだろう。
次に【火遁の術】の練習で色々な場所に隠れ、
見つかったら火を蒔いて逃げてまた隠れると言う行為を繰り返した、
2年もすれば何時炎を蒔けば逃げれるかが分かるようになった…がもちろん怒られた。
でもさ、「付き合う方も付き合う方じゃない?」と思った事があったので言ってみたらもっと怒られた。
そんときは大声で「えぇ…?超理不尽!」と叫んだ、
煙遁の術の練習は火遁の術の煙verをして怒られて、
【金遁】の練習では怒られてる時に金属音を鳴らし、その音に気を取られてる隙に逃げると言う事をした。
最初の頃に親の前でただ鳴らしていただけだったので更に怒られただけだったが、
2年もすればどのタイミングで鳴らせばいいか、どうやったらバレないように鳴らせるかが分かるようになった…が、後々二倍で怒られた。
死ほ
その時は疑問に思い「なぜ金属音鳴らしただけで怒られるの?」と聞いたら
『金属音を鳴らしたことに起こったわけではない!逃げたことに起こってるんだ!』
と言われたので「逃げられるのが悪い」と返したら耳にタコが出来るまで怒られた。
【木遁の術】では木登りをした、
最初は怖くて、慣れるまで落ちそうになったり、冷や冷やすると言われたが火などよりはマシだと言われた、
3年後には窪みや枝が無い木にも登れるようになった。
え?そんなのできるわけ無いだろう!だって?
それ父さんにも言われたよ…
でもさ、できるんだからしょうがなくない?
【土遁の術】では畑等の窪みに入った。
最初は入ったは良いものの直ぐに見つかり、
それを反省して次に生かしたら段々と見つからなくなっていった、
2年もすればどこに隠れれば見つからないか分かるようになった。
父親からは何で畑に入ってるだけなのにそんなに上手く隠れれるんだよ、
って言われたので感覚的に分かる、
って答えたら頭にハテナマークを浮かべてた…
もしかして自分って人より感覚が鋭いのかも?
【分身の術】は…どうやってやるの?行け!四十九!高速移動だ!
【四十九は必死に反復横跳びした】
3年後には足腰が鍛えられ、150m走のタイムが7秒代から4秒代に縮まった…が、分身の術はできなかった。
「3年後の150m走の前日、父親にお前なら分身の術も出来そうな気がしたが…
やっぱり無理だよな、と落胆の表情を浮かべながら言われてちょっとムカついたので、
分身の術なんて言う非現実的な行為なんて出来るわけ無いじゃんと言ったら頭にチョップされた、
理不尽だー!と大声で叫んだら謝られた。
そして次の日、4秒を叩き出して見せたら父親になんか…すまんと謝られた
【骨法術】では体の硬直化している又は骨等の固い部分を感覚的に感じ取り、ひたすらに打を繰り返した、
【蘇生術】の方は…免許等が必要と言われ追い返されたが諦めてはいない!
4年後には相手の硬直化している部位が感覚的に分かるようになり、発勁などの技も使えるようになった…が、思っていた発勁とは違った。(変な波動は出なかった)
【骨法術】をしてる時に父親が股をおさえていたけどどうしたんだろ?漏れそうだったのかな?
母親は俺の骨法術を見て凄く悪い顔で笑ってた!
これが悪い大人ってやつなのですな!
【剣術】の練習では忍者刀(模擬刀)を振り、
ぶれていたら次に修正して振る、
忍者と言えば逆手持ち!と思い逆手で振ってみたが…凄くむずかった、
まぁそれはとにもかくにも!練習だ!と思い練習したら1年後には少し振れるようになり…
4年後には一瞬で敵の急所を切れるようになって(逆手持ちにて)…
5年後には逆手抜刀の居合術が使えるようになった。
「この練習はお父さんが優しい目を向けてきた、
そして近づいてきて…
うん、わかるぞ、俺もお前と同じ時期があったからなぁ…」
と語ってきた。
正直うざかったし邪魔だったので忍者刀(模擬刀)で前、母に教えてもらった父の急所を切った(刃がないので叩いたが正解だが)後、母の方を向いたらとても良い笑顔でサムズ・アップしてきた!
お父さんは撃退できるしお母さんは笑顔にできる!金的って凄いね!
【槍術】は…代用品がなかったので省略、
いやいや、学校のモップとか使えよ!って?
僕も使おうとしたよ!でもさ?学校のモップを使うにしても取ってったの直ぐバレて練習どころじゃないんだもん!
まぁ、隠遁の練習になったからよかったけど。
持ってった瞬間よくある怪盗アニメみたいにたくさんの人が
「おい!ヨソクがまたモップ持っていきやがったぞ!
これ以上アイツをあちら側に行かせてはならない!なんとしても取り戻すぞ〜!」
とか言ってたけど…あちら側ってなに?
【武器術】にて
鉤爪の練習では割り箸等を使った最初は落下中のカプセル等を切る(?)練習をした、そこからキャッチボールの球を切る練習というふうにグレードを上げていった(もちろん折れた…)
5年後にはペン回しで風が起こる程早く回せる位手先が器用になった。
次に暗器を隠す、使う等の練習を行った、最初の頃は持ち物検査に引っかかったり暗器を上手く取り出せなかったりしたが
2年後には隠す方は24時間肌見放さず持っていようが家族にすらバレなくなった、使う方はどれだけ中に暗器を入れていようが出そうと思った暗器を一瞬で取り出せる粋に到達した。
そんなある日「父親からはもうお前が成すことには驚かんっ!」って言われたから三本の指で割り箸回しをやったら本当に驚かれなかった、
その後お父さんは慌てたように驚いた、なんでだろう?と思い後ろを見るとお母さんがにっこり満面の笑みで立ってた、
お父さんをすぐ驚かせれるなんてやっぱりお母さんすごいな!と思いながらお母さんありがと!
と満面の笑みで言ったら…
「どういたしまして四十九、愛してるわ!」と言われた。
【手裏剣】の練習は…何とか親に頼んで手裏剣持ち帰り可能の体験教室に行き、
持ち帰って練習を重ねたり、箸を使ったりした。
最初の頃は変な所に飛んでいったりカーブかけすぎて壁に穴が空いたりしたが、
3年もすれば思ったところに投げ物を投げれるようになった。
【火術】は…やったんだけど庭が燃えて凄い騒ぎになって凄い怒られた…。
流石にこの時は凄く反省した、
現実逃避も兼ねて俺の心の一部が庭に点火したか…って言ったら後ろからチョップされたけど、
【気合術】は威圧の精度を高めた、2年後には威圧を調整できるようになった。
【教門】は…何すればいいのか分からないので省略!別にやりたくないってわけじゃないんだよ?
【変化の術】では色々な人の声を真似てみたり、言動を真似てみたりした、最初はえ?誰それみたいな感じで何年やっても思った声は出なかった、
けど変声期が来てから一気に成長しボイトレの効果もあってか女声からおじいちゃんの声まで多種多様に出せるようになった、
言動の方は1度話せばその人の性格が殆わかるようになり、切り替えが可能になった。
その他にも出来るだけのメイクを覚えた、4年後にはお爺ちゃんメイクやJKメイクなど多種多様に出来るようになったが…時間が掛かるし精神的にも辛いので控えることにした
ついでに早着替えも習得した。
【遊芸】の練習ではジャグリングやアクロバット、アスレ、パルクール等を行った。
5年後にはジャグリングは8つ同時に、アクロバットではダブルコークスクリューを気軽に出来るようになり、アスレ又はパルクールではすらすらと行けるようになった。
【体術】の練習では《殴り》、《蹴り》、《避け》、《その他諸々》の練習を行った。
《殴り》の場合は力が入りやすく出来るだけ速いフォームを探し、
《蹴り》の場合はアクロバットさを探してみた、
《避け》の場合は当たったら痛い程度の物を数十個上に投げそれを全部躱すということをした、
その諸々の場合は肘打ちやらなんやら色々とやった、
6年後には
《殴り》の場合はコンクリの壁にひびを、
《蹴り》の場合はサマーソルトキックを、
《避け》の場合は動体視力も鍛えられ秒速160kmの球でさえ見て避けることが出来るようになった、
この事実には母親もびっくりしていて、
やったー!初めてお母さんをびっくりさせれたー!と思ってたら
母親はいつ当たってしまうのではないかとソワソワしてたらしい…
ナァァァアンデダヨォォォォオ!
その他諸々組はどのタイミングで何使ったら刺さるか、という見極めを極めれた、なんでもやってみるものだね!
最後に自分の事を《拙者》、語尾を《ござる》、相手の呼び方を《お主》にし、色々な言葉を忍者っぽくした。
幼稚園からこの言葉を使っていたから高一になる間にはこれらが癖になっていた、
序に言うと痛い奴扱いされた。
これらの訓練をやり続けた結果…
高一の頃には友達が一人しか残らなかった。
そして今さっき、その友達経由で今年発売するVRMMOの存在を知った。
友達はβテスターというものらしく、やってみた限り、色々なロールプレイができるという…それ以外も話していたが覚えていない。
まだ見つかっていないが、お前が望む忍者もあるかもしれない、との事らしい…これも他になにか言ってた気がするが忘れた。
ならば買うしかない!これまで貯めた全…って、半財産も行かないで買えたでござる、VRギアとソフトをってソフトは無料なんでござったな、VRを買って早速始め……
「出来ないでごさる…あっ、でもこの感覚、凄いリアルでござる!生体認証?が拙者の体の構造そのままをこぴーするから…でござるな!」
四十九は友達に教えてもらった部分を自慢げに語る。
(この部分は友が拙者を忍者みたいだと褒めてくれたので覚えてるでござる…ギリギリでござるが)
「はぁ、これがばぐと言うやつでござるか、後で友に連絡するで御座るか…」
だが四十九は体を動かすのに夢中で目の前のウィンドウに気付いてはいなかった。
そのウィンドウにはこう書いており…
『ただいまサービス開始準備中です…
もうしばらくお待ち下さい。
サービス開始まであと16時間』
このことを後で友達から教えて貰った四十九はおもくそにバカにされたのであった。
ぐぬぬ…おのれA君めぇ〜!
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【追記】
四十九は上記の練習を
全部長袖長ズボンにマフラーサングラス帽子手袋全て付けたフル装備でやっていたため体力も化け物レベルになっております
(3日間休憩無しで戦い続けてもまだ余裕なレベル)
まぁ、水とか無きゃ結局死ぬけどね!ははは!
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