ストーカーの須藤さんは俺のことが好き♥️
@Yamisaki-mai
プロローグ
最近誰かに後をつけられているような気がする。職場からの帰り道、重井野大介(23)がこちらを見る視線が気になりだしたのは一週間程前のことである。
これってストーカーというやつなのでは?まさか俺に限ってそんなことは…
そこまでイケメンというわけでもないし、生まれてこのかた恋人なんていたこともない。
俺なんかに興味もってくれる人なんているわけ…もしかして俺に何か用でもあるのかな?
そんなことを考えていると物陰でピカッとひかり『パシャっ』とシャッター音がした。
怖さもあったが興味本位の方が勝ってしまい物陰に近づく「ヤバっこっち来る」と女性の小声が聞こえた。
物陰にしゃがみ隠れる女性に俺は「こんにちは」と声を掛ける。
するとビクッと身体を震わせてスマホを落とした。
「あのスマホ落としましたよ」
俺はスマホを拾い上げ画面を見ると写真フォルダーには俺の写真があったそれも大量に…
彼女は顔を真っ青にして大慌てでスマホを受け取らず「ごめんなさいごめんなさい」と呟きながら走り去ってしまった。
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