第89話 時の十字架

時の十字架


時に悲しき十字架も

この背中には重さが足りない

人としての感情も罪悪感が影を差す

時に空しき十字架も

釘刺す手にも痛みが足りない

人としての優しさも

寂寥感の身に染みるこの気持ちも

経験としてまた時が流れるのなら

いつか心に十字架を



ずっと後悔している言葉が在る


小学生の頃

母子家庭で苦しい生活でも

自分を育ててくれた母親に

何で自分なんか産んだんだと

責め立てた事だ


努力していると解っているのに

その母親の人生を否定した

言葉だった


我が家は母子家庭と表現するだけでは

全然足りない位に

話せない境遇が在り

其れが子供の自分を追い詰めていた


今も母親は生きているし

自分を恨んでなんかはいない

自分も境遇を恨んではいなく


ただ自分が自分を許せないのだ

其れが初めて言った

甘えだとしても


自分を受け入れ・認め・許す・

事は自分だからこそ難しい


そう考えると

カルマの法則というのは

愛なのだと思う



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なんてした事無いやって人

勿論許します

今すればな(; ・`д・´)/

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